ドル円、円クロスは買いが優勢になるも、米中の歩み寄りはできるのか?[志摩力男氏メルマガより]
GogoJungleが提供している志摩力男さんの投資メルマガ「志摩力男の実戦リアルトレード」より、本日配信されたものからほんの一部をご紹介。
ドル円や円クロスは一気に上昇しました。証拠金等でトレードしている人が多い証左でしょう。フラッシュ・クラッシュの時と同じで、限界に来た人から強制決済されますが、切れた後はショートがいなくなるので、意外と下がりやすいかもしれません。半値辺りでポジションを閉じると言いましたが、キャンセルします。少し様子を見ます。なぜなら、本質的な何かが2週間後に決まるとは思えないからです。
トランプ大統領は、中国に大豆等農産物を買ってもらいたいのでしょう。それはいつもツィートしていることからわかります。米中部「スイングステート」のトランプ支持者の支持を固めたいからです。しかし、中国側としては、バーターとしてファーウェイがビジネスできるようにしてもらいたいと考えているでしょう。でも、それはライトハイザー氏やワシントン中枢部が飲める条件ではありません。
しかし、中国側としては、バーターとしてファーウェイがビジネスできるようにしてもらいたいと考えているでしょう。でも、それはライトハイザー氏やワシントン中枢部が飲める条件ではありません。
これは、米国側、トランプ側から要請しているものです。米国(トランプ)の方がディールをしたくて持ち出している話です。そうであれば、中国側としては米国の足元を見て、高めの要求を出してくると思います。そうなると、やはり何も決まらない気がします。
第4弾の対中関税が一部延期になったことによって、市場では買いが優勢となっています。一方で12月までに米中両国は解決策を打ち出すことはできるのでしょうか。(編集部)
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