私が主戦場とする時間軸[高野まよ]
超短期売買のスキャルピングメインで利益を上げている専業トレーダーの高野まよさんに、主戦場とする時間軸について教えてもらいました。複数の時間軸を使ってトレードしているそうですが、それにはどんな目的があるのでしょうか。
※この記事は、FX攻略.com2019年10月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
高野まよさんプロフィール
たかの・まよ。2007年、「FXで4億円脱税した主婦」に興味を持ち、FXを開始。今年、新卒入社から10年以上勤めた大手通信会社を退職し、専業トレーダーへ。長期休暇には子どもと二人でキューバまで泳ぎに行ってしまう超行動派ママ。趣味は水泳、カヤック、麻雀。主に見るテクニカルはボリンジャーバンドで、取引はスキャルピングがメイン。バイナリーオプション、EAトレードもしている。座右の銘は「Going my way」。
ブログ:生涯肉食
Twitter:https://twitter.com/lin122111
手法探しの旅を経てスキャルに落ち着く
FXをしている人同士が出会うと必ずといってよいほど話題に上るのが、トレードスタイルや見ている時間軸についてです。今回は、私が主に見ている時間軸についての話をします。
私はメインでドル円のスキャルピングをしています。私が今のスキャルピングにたどり着いたのは、多くのトレーダーが陥る「手法探しの旅」を数年間してからでした。一時期、スイングトレードを集中的にしていたこともありました。
エントリーをした後は、利確の指値注文、損切りの逆指値注文を入れていたので、何もしなくても決済されるのですが、結果が気になって仕方がありませんでした。余程の天変地異が起こらない限り、利益額も損失額も限定されているにもかかわらず、利益で終わるのか損失で終わるのかの結果が知りたくなるのです。四六時中レートが気になり、暇を見つけてはスマホで取引アプリをチェックし、夜も熟睡することが難しくなりました。
よろしいですか?