初心者に伝えたい私のFX失敗例・成功例[ゆずっこ]
ほとんどの投資家は市場に足を踏み入れてから、大なり小なり失敗を経験したことがあると思います。しかし、成功を収めたトレーダーはその失敗を乗り越えてきました。自分以外のトレーダーはどのような失敗をしてどのように成功へとたどり着いたのか、気になる方も多いと思います。今回はFXトレーダー兼4コマ漫画家のゆずっこさんに失敗例と成功例を披露していただきたいと思います。
※この記事は、FX攻略.com2019年10月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
ゆずっこさんプロフィール
私立大学法学部を卒業後、給食の仕事を1年、事務の仕事を7年していました。フルタイム勤務で定年まで働くことに違和感があり、育休中にFXの勉強をはじめました。29才で脱サラし、フリーランスとして2017年4月から活動中です。現在の肩書は、FXトレーダー、漫画イラスト屋、おかし屋です。
ブログ:https://yuzuusagi.com/
Twitter:https://twitter.com/yuzukkofx
失敗を経て成功に近づく
まずは初心者のときにやらかした失敗例から紹介します。
失敗例①無意味なトレード記録
稼いだ金額だけをメモする意味のない記録をつけていました。「何月何日:10円、何月何日:100円、何月何日:500円…」とだけ紙に書いていました。
失敗例②雰囲気でトレード
雰囲気で買ったり売ったりしていました。チャートを開いた瞬間にエントリーし、少し利益が出たら下がることを恐れてすぐに決済していました。その他にはネットでFX用語を検索し、RSIが30%以下なので売られすぎだから買い、RSIが70%以上なので買われすぎだから売りと雰囲気でトレードしていました。
失敗例③エントリーポイントばかり探していた
とにかくエントリーすることばかり考え、決済は何となくで行っていました。そのときは利益が少しでも乗ったら決済していました。
失敗例④暇なときだけトレード
東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の時間帯ごとの特徴も知りませんでした。トレード回数の上限や許容損切り回数も決めていませんでした。「今日は会社が休みだからトレードをたくさんしよう」とかそんな感覚で取引していました。
失敗例⑤情報に振り回される
経済指標を気にしたり、ロイター通信を見て分かったつもりになっていました。米国の大統領が何かを話すので夜中まで起きて演説を見たりしていましたが、もちろん英語なので何を言っているのかは分かりませんでした(笑)。
次に、成功例を紹介していきます。
よろしいですか?