淳一のスキャルピング教室｜第1回 誤解されがちなスキャルの実像［淳一FX］

淳一FXさんプロフィール

じゅんいちえふえっくす。FXスキャルピングトレーダー・FXメンタルアドバイザー・FXコーチング・ファイナンシャルプランナー・保険代理店・経営コンサルタントなど、多方面で活躍。プライスアクションを中心としたスキャルピングにて、毎月1000pipsを目標にトレーディング。

Twitter：https://twitter.com/junichi_fx

※この記事は、FX攻略.com2018年10月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

スキャルに対してどんなイメージを持っていますか？

　一般的にスキャルは「ガチャガチャと忙しそう」「難しそう」「リスクが高い」「スプレッドの影響で効率が悪い」などと否定的であったり、熟練者だけが使える特別な手法だと受け取られたりしがちです。しかし、多少ガチャガチャしている以外は、全くそんなことはありません。

　そもそもスキャルピングは、FXで最も参加者の多いデイトレードの中の一つの手法に過ぎません。一般的なデイトレードの時間軸を短くしたものにプライスアクショントレード（重要なポイントにて前後の値動きを狙う短期トレードなど）を加味することで相対的なチャンスを拡張させているだけのものです。リスクコントロールも単純で、トレードルールさえしっかり構築できていれば、効率の良い安定したトレード手法なのです。