私のトレードルーム紹介［コウスケ］

トレード環境によって、取引のパフォーマンスは大きく変化するといわれています。プロのトレーダーが普段どのようなトレード環境で取引を行っているのか、気になる方も多いことでしょう。ここでは専業トレーダーのコウスケさんに、トレードルームの様子を紹介していただきます。これを機に、ご自身のトレード環境を見直してみてはいかがですか？

※この記事は、FX攻略.com2018年9月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

コウスケさんプロフィール

コウスケ。日本認定テクニカルアナリスト（Certified Member of the Nippon Technical Analysts Association、CMTA®）・世界トレードコンテスト WTC (ロビンスカップ）第3位を獲得　・GogoJungle インジケーター売り上げランキング第1位を獲得　・マネックス証券タイアップ　・スイス銀行グループ デューカスコピー・ジャパンタイアップ　・ラジオ日経などに出演中　5分足デイトレードロジック「プロトリFX」を公開中。ロジックの明確さと精度・高さ及び会員限定に配信される動画が支持され、現在1700名以上の会員数を誇る。

公式サイト：https://oval-prime.co.jp/kousuke/
Twitter：https://twitter.com/kousuke_trader

自分が楽するために8枚の画面を活用

　皆さん、こんにちは。コウスケと申します。先月号にて「Oval Prime K.T」として記事を掲載させていただきました。この度、皆さんにより親しんでもらえる名前に変更したいという気持ちがあり、今月号より「コウスケ」として記事を連載させていただきます。以後、よろしくお願いいたします！

　さて、今回はトレードルーム紹介ということで記事を書かせていただきます。事前にお伝えしたいのが、トレードというのはスペックが高いPCや環境が必ず必要というわけではなく、トレードスタイルによっては「スマホ1台」でも充分に相場で戦っていくことができるということ。今回紹介する私の環境は趣味嗜好の部分が強く、より「自分自身が楽をする」ためにそろえている機器類になります。

　ちなみに、健康志向な私は立ちトレードを推奨しており、「スタンディングトレード協会」発足を目指しております（笑）。

　それでは、簡単ではございますが解説させていただきます。まずは「メインPC」の詳細を下にまとめました。上でも申し上げた通り、トレードをする上でこのようなハイスペック仕様にする必要はありません。しかし、画面は多い方が私はトレードが楽だと思っています。

　8画面あるとどの画面を見れば良いのか迷ってしまいますが、この仕様に慣れるとほぼマウスを動かすことなくチャートを見続けられます。例えば、画面切り替え時間を短縮できるので非常にノンストレスなトレードが可能です。「余計なストレス」はトレードには禁物だと認識していますので、より自身が楽な環境やクリーンなメンタルを作り出すことに気をつけています。画面は下記のような配分にすることが多いです。スキャル時は対象通貨ペアを一つに絞り、各時間足を分解して各画面に表示させています。