マックス岩本の「MACD」を理解する その5[マックス岩本]
FX
マックス岩本さんプロフィール
いわもと・けいすけ。「中卒認定テクニカルアナリスト」という異名の通り、アナリスト業界ではまれに見るノー学歴。学歴社会が色濃く残る昨今でも、そんなことがいっさい関係しないFX市場を相手に日々奮闘中。「誰もが気軽にFXを始められる今だからこそ、しっかり勝ち続けられる技術を身につけてほしい」という気持ちで、連載やセミナー講師を務めています。
※この記事は、FX攻略.com2018年7月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
最適なパラメーターを選定できるかが重要!
いよいよMACDも最終話です。5回目となる今回は、MACDのダブル使いについて解説してまいります。
MACDに限らずテクニカル指標を活用する際には、必ずパラメーターを選定する必要があります。この値をいくつにするかで、その指標が示唆することや売買タイミングが大きく変わるため、決して安易に決めることはできません。むしろ、どのインジケーターを用いるかと同じくらい重要な要素がこのパラメーターの選定です。
ちなみに、MACDでは開発者のジェラルド・アペル氏が推奨する12(短期EMA)、26(中期EMA)、9(シグナル線)の値が一般的ですが、同氏がより短期的な組み合わせの6・19や、長期的な組み合わせの19・39を推奨していることはあまり知られておりません。
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