No.3 豆知識 FXコラム インデイケーターとオシレーターの違いについて

皆さんはインディケーターとオシレーターの違いってわかりますか?

自動車に例えてみますね。

インディケーターというのはその自動車がどこにいるか。

主に位置情報を示すものです。

例えばドライブして山に登るとします。

ものの例えですので、何日も何日もかかってドライブして登っていく山だとします。

何日間で平均してこれだけ登れた…という平均値を表すもの。

これが移動平均線です。

ずっと休みなく登れば

5日間の平均値と

13日間の平均値とでは

5日間の平均値の方がずっと上にいます。

しかし、途中で2~3日休憩したりすると5日間の平均値は下へ下がります。

休憩したりすると5日間の平均値は下へ下がります。

これで起こることが移動平均線のクロスです。

インディケーターと言うのはおおよそこんな感じです。

では次にオシレーターって何か

オシレーターは自動車に例えると、エンジンの回転数とか、エネルギーの出方とか。

そういうものを計るものになります。

例えば自動車がハイブリッドカーだったとします。

基本的にはガソリンを入れてエンジンをふかしてやらないと前に進みませんが

ある程度まで行ったら電気の余剰の力で走ったり、アクセル踏まなくても勢いづいたまま前に進んだり。

そういう動きになっていきます。

ですからインデイケーターだけで相場の値動きを判断するのはすごく危険なことで、

ドライブして山を登ってた車が相当に高いところまで行って、「この調子で残りも登れるな」と思ってたら実はもうガソリンが切れてエンジンのパワーは低下してたとか、そういう内部のことがわかっていたら今度は下がっていく、下落の方に注意をしないといけません。FXのテクニカル分析においてオシレーターの判断ができるというのは大変な強みになります。値動きや価格の変動だけ見ていたら分からないことがたくさんあるのです。私が色々な方にFX取引を教える時に、特にこのオシレーターの使い方、見方について最も力を入れて教えるようにしているのはそのためです。

MACDの使い方について

「ゴールデンクロスで買って、デッドクロスで売る」

…なんていう解説をする方が多くいらっしゃいますが、オシレーターのMACDをインデイケーターのように使おうとしている解釈の仕方です。これな本当に正しいMACDの使い方ではありません。

その辺り、あまり知られていないオシレーターの使い方などを重点的にお伝えしていければと思っています。

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