これであなたもワンランク上のFXトレーダーに!MT4サイクル理論インジケーター
相場は価格の上昇、下降で形成されていますが、【サイクル理論】を活用しているFXトレーダーはどれくらいいらっしゃるでしょうか。
まず、サイクル理論とは「サイクル=周期」という通り、上昇下降を繰り返す相場で一定の周期で訪れる安値から安値を一つのサイクルとした考え方です。
このサイクル理論を手法に取り入れると相場のリズムを読み解くことができるようになり、よりトレードしやすくなるのではないでしょうか。
ただ、いくらサイクル理論を参考にしていても、実際にローソク足をカウントしていくのは非常に手間がかかります。
身についている方には問題ありませんが、サイクル理論初心者のトレーダーさんには「時間がかかる」「面倒くさい」と敬遠されがちですよね…。
そんな「面倒」を解消してくれるインジケーターが、最近じわじわと人気になっています!
(しかも他のインジケーターと比較してめちゃくちゃ安い…!)
サイクル理論シンプルカウント
このインジケーターを使えば自動でローソク足を計算してくれるだけでなく、便利な使い方がいくつかあるので順番にご紹介します。
◆使い方①◆
まずは通常の、起点を決めてローソク足をカウントする機能から。
MT4に4時間足のチャートを表示させてインジケーターを設置し、パラメーターを初期値から以下のように変更します。
・PC起点:日付入力(YYYY,MM,DD)
・MC-1起点:日付入力(YYYY,MM,DD)※3回まで入力可能。不要の場合は空欄。
・4HC-1起点:日付入力(YYYY,MM,DD)※3回まで入力可能。不要の場合は空欄。
また、数字が密集して見づらいという場合には
・偶数飛ばし表示:true
にすると、カウントが1つおきに表示され
・数字のフォントサイズ
を変更するとカウントしている数字の大きさも変更できるので、見やすくなります。
現在の情報はチャート左上に表示されますが、こちらも位置や色の変更が可能です。
MT4の背景色によって見やすい色に設定してみてください。
私はこのように設定して使っています。
・結果表示のフォントの色:Yellow
・結果表示のフォントサイズ:12
◆使用方法②◆
次に、サイクル分析にも利用できます。
起点となるサイクルボトムの日付をパラメーターで設定すると、そこに起点の矢印(青)、その後サイクル内の高値(赤)と安値(緑)それぞれにも矢印が表示されます。
もちろん色の変更も可能です。
時間足等によってサイクル終了の安値までのローソク足本数が異なりますが、4時間足サイクルだと60~80本程度で1サイクルになるので、現在の情報を確認しながら60本目から80本目の間に最安値のボトムラインを割り込むとそこがサイクルのボトム(1サイクル終了)になる可能性がある、という分析ができますね。
◆マルチタイムフレーム分析◆
MT4上で同時に複数時間軸のサイクル分析を行なうことが可能です。
複数のチャートを開かなくても、パラメーターに起点となる日付を入力すると、1つのチャート上でプライマリーサイクル(週足)やメジャーサイクル(日足)などの情報も取得できるんです。
こちらも左上に表示される現在の情報を確認するのですが、今何回目のサイクルかも一目でわかるので便利ですね。
記事を読んでも「難しいな…」と思われるかもしれませんが、実際は慣れてしまえばパラメーターの設定もすぐにできちゃいます。
皆さんもサイクル理論をマスターして、ワンランク上のFXトレーダーを目指してみるのはいかがでしょうか!
Written by Kuwabara
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