英国総選挙は与党の圧勝で終えてポンドは上昇。ブレグジットは次の争点へ。
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今回のトピックス
英国総選挙を振り返って
出口調査の数分で結果が明確に。与党の保守党が定員650議席の過半数を超える365議席の獲得。ＥＵ残留派のスコットランド国民党は議席を伸ばしており、ＥＵからの離脱でなく国民投票によってＵＫからの離脱も将来的に？
合意なき離脱がなくなり、来年１月に離脱、離脱後のＦＴＡ締結を目指し、7月までに移行期間を経た延長を決めなければならない。何もしなければ合意なき離脱と同じ状況になってしまう。
今度は移行期間の延長を認められるか、ＦＴＡの内容などが今後の争点。
米中貿易協定第1段階通過
先週米国下院で大統領弾劾条項を可決、上院でも審議予定。トランプ大統領としては米中貿易協定の第2段階成果を選挙の対抗材料に、または欧州に対しても何かあるかもしれない。今後の安倍内閣の政権運営と野党
桜を見る会や加計問題で長期政権の安倍政権にほころびが出ているが、逆に言うと野党これしか追及することがない。政権の支持率に関しては支持30％、不支持30％、ノンポリ40％の構造が先進国では多く40％のノンポリがどうなるかで民主主義になっている。
日銀の政策会合も近日。金融緩和で良い効果も出しているがそれだけでは限界になる。
チャート分析：長期視点
ドル円の日足500日線に109円70～80銭で止められているのでここを抜けないといけない。
12月は日本にある多国籍企業の送金などドル買いで、おそらく110円台を目指す形に。
ただし、200日や250日線は超えている。250日というのは大体１年間の営業日にあたる。
ユーロ円の日足
250日移動平均線を一瞬抜ける、121円50銭を完全に抜けていけばサポートされて新しい動きになる、円の全面安になる可能性も。
先週からの動きに250日線が絡んできている。
豪ドル円も250日線で止められている。戻り高値のきわどいところに来ている。
ポンド円だけは500日線を越えてしっかり上昇トレンドを作ってきている。
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