桜酒〜日銀人事と為替動向〜[森晃]
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森晃さんプロフィール
エコノミスト。シンクタンク(アメリカ合衆国)に所属。専門分野は、為替政策、金融政策、マクロ経済政策、金融規制。市場関係者、金融当局者、政策当局者と交流し、多方面から為替の動向について分析を行っている。
2018年2月に原稿を書いている。ここ米国でも、コートが手放せない寒い日々が続いている。しかし、春はすぐそこである。松任谷由実さんの「春よ、来い」は良い歌である。筆者は口笛を吹きながら春の花見に思いを馳せる。
春といえば、ワシントンの桜も日本に劣らず大変綺麗である。ポトマックス公園では、「National Cherry Blossom Festival(全米桜祭)」が開かれる。そのきっかけは、エリザ・シドモアさんが日本を旅行した際、桜の美しさに感動し、そして川沿いに桜を植えようと計画したことが始まりと聞いたことがある。もし、読者の皆さまが春にワシントンを訪れる機会があれば、ワシントンで「春」探しを体験していただきたい。
筆者は大酒飲みでないが、春の花見に「酒盛り」は欠かせない。そして、酒の肴を何にするか考えるのも楽しみである。しかし、この時期、サラリーマンにとって一番の酒の肴は「人事」である。
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