私の家庭のマネーリテラシー 投資もやってみようよ、人生のスパイスになるし[香澄ケイト]
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香澄ケイトさんプロフィール
為替ジャーナリスト。米国カリフォルニア州の大学に留学後、バヌアツ、バーレーン、ロンドンでの仕事を経て、帰国。外資系証券会社で日本株/アジア株の金融法人向け営業、英国系投資顧問会社でオルタナティブ投資の金融法人向けマーケティングに従事する。退職後、株の世界から一転してFXに関する活動を開始し、為替情報サイト、マネー雑誌などの執筆、ラジオ番組への出演およびセミナー等の講師を務める。著書に『あなたのお金を10倍にする外貨投資術』(フォレスト出版)、『今すぐ始めるFX5人の投資家が明かす勝利のルール』(すばる舎)がある。
お金のことはタブー
この原稿を書くにあたって、インターネットで見つけた金融広報中央委員会が実施している「金融リテラシー調査2016年」の5問クイズというのをやってみました。結果は……、全問正解だったので、少しホッとしている私です。
お金について詳しいのか?と聞かれたら、中のちょい上くらいかな〜と自己採点します。もともとはとても低かったはず。自分の仕事柄、後天的にそうなっただけのこと。私の育った家庭では、お金に関する教育なんて全くなされていませんでした。時代がそうだったのか、地方だったからなのか、家庭環境からだったのか、いろいろと理由はあると思います。
家庭内で、お金や儲けることについてあれこれいうのは、恥ずかしいとか下品とかいう気持ちがあったのでしょうね。一生懸命働いて稼いだお金は、郵便局や銀行に貯金する。そしてお金は無駄遣いしないように管理するといったことくらい。これが我が家のマネーリテラシー。貯蓄と浪費しないことがリスク管理だったのでしょう。
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