仮想通貨通信|2019年の仮想通貨相場を振り返り 今後の動きを考える(その1)[オオヒラ]
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オオヒラさんプロフィール
FX歴は2009年から、仮想通貨歴は2015年から。仮想通貨投資とこれまでの経験を活かして、大手メルマガサイトや投資サイトで仮想通貨情報を配信中。数多くの個人投資家ネットワークに参加しており、多くの投資家から得た知識を展開しています。初心者から学べる仮想通貨投資情報サイトを2016年から運営中。
仮想通貨の価格は乱高下となった
2019年の仮想通貨(暗号資産)相場は、4月からの高騰を起点として大きく乱高下しました。そして、大手金融機関による仮想通貨取引所の設立や規制関係の進展など、さまざまな動きもありました。日常的に仮想通貨のニュースを追っていると、非常に状況の変化が早いことを感じます。
ここでは2019年の仮想通貨の流れを振り返りつつ、今後の方向性について数回に分けて考えていきたいと思います。
まずは仮想通貨の中で一番取引されているビットコインについてです。2019年の価格の動き(チャート①)を見ると、年初は40万円という安値で推移をしていました。なぜ40万円が安値かというと、ビットコインは2017年末に200万円を記録しましたが、2018年は1年を通じて下がり続けていたからです。
その後2019年4月から大きく上昇し、6月末には140万円を記録しました。米中貿易問題をはじめとした政治問題に関連し、安全資産としての価値が高まったことが要因といわれています。しかし、そこから12月にかけて価格が徐々に下落しています。
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