上値を追う日米株。現在も圧倒的なのは米国株! 荒野浩氏1/17日【日本株分析動画】
“FX学び放題”サービス「マネーアップ」にて、荒野浩氏の人気メールマガジン『テクニカル・ルームから』の会員限定動画(2020年1月17日号)を配信しています。
2020年1月17日回の内容は
2万4000円台を固められるのか
・カギは海外勢の1~3月の売買動向
9~12月の4か月で5.35兆円買い越している海外勢にこのあとの買い余地はあるのか?
→2020年1月第1週のデータでは僅かながら売り越しで、ハードルは高い
・更にPERの拡大はあるのか…株価変動性次第だが
8月26日の11.49倍から12月17日の14.49倍へ3上昇
成長期待や政策期待で盛り上がる部分もあるが、データ的にはボラティリティの低下がPERの拡大につながっているパターン。VIX指数が米国は12倍半ば、日経平均VIが14倍ギリギリで、日米間に差があるので日本がこれ以上ボラティリティが下がる目途がたちにくい。
→1~2月でさらに上値を追うのは難しいのではないか。
・相場の安定度は持続するか
低いボラティリティと弱い売り圧力の組み合わせ、これが継続するか
→揃い踏みして初めて2万5000~6000円台に
日米共に低い株価変動性が支える
・VIX指数と日経平均VI
去年辺りまでは3~4ポイントの差があったが、最近では1~2ポイントに
米国の主要指数が最高値更新したのは4・7・11・12月でしたが、そのときのVIX指数は12~13台に対し日経平均VIは14~16台。日米共に調整した5・8月はVIX指数が16~18台で日経平均VIは19台。ボラティリティだけで判断するなら、株価騰落の分岐点はVIXで15、VIで17をそれぞれ越えると不安定となる。
低成長下で低金利が定着、低い株価変動性が常態化したことから、下がりにくい構造に。
止まらない米国株の最高値更新の歩み
2019年10月最終週~2020年1月16日時点で
NYダウが計22回、ナスダックが計26回、S&P500は計27回の高値更新
2か月半でこの更新ペースは近年あまりない。
いろいろなファンダメンタルズの回復期待などもあるが、支えているのは二つ
一つは米国の低金利(10年債利回り上記期間の平均1.79)、もう一つはVIX指数の低位安定(同期間平均13.15)
→これの組み合わせ(VIX指数15以下、10年債利回り2%以下)が続く限り米国株は下がらない。トランプ大統領の発言次第ではさらに上値を追える力もある。
上値を追う勢いで、日米間に格差
・(騰落レシオ+RSI)の和と前月末比騰落率
150が中立点。調整だった8月はNYも東京も150を下回る。
9・10月は東京に圧倒的な勢いがあった。200越えは月間平均としては驚異的。11月に入ると東京は163.8になり、どちらかというと強もちあい程度の数値に。一方でNYは11月に180を越えてきて上値を追う態勢に入る。その後もNYは12月1月と200を越えている。
→上値を追う態勢にあるのは明らかにNYにある。11月以降の東京は実は強くない。月末比較では少し上がっているが、基本的にはそんなに強くない。足元の数値は150を下回っている。したがって米国の連れ高していることから日経平均が2万4000円を固めるのは厳しいのではないか。この辺りのデータに変更があるのかどうか、NYの騰落レシオまたはRSI数値の低下で弱もち合いの方向に行くかが見極めどころ
※本編ではさらに過去相場から様々なデータを引用した解説が続きます。これらの動画を継続して見ることで、過去のデータが記憶に残りテクニカル分析に必須の語彙、使用方法等の知識が習得でき、ひいてはご視聴の投資家様ご自身による分析が可能となり投資結果が拡大に違ってくると申し上げて良いでしょう。ぜひ、継続してご視聴ください。
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