月足トレードで生きてます|第11回 損失を心配せずにスワップポイントを狙う考え方[ゆったり為替]
短期トレードでは、一度失敗しても次のチャンスがすぐに訪れますが、長期トレードだとそうはいきません。したがって長期トレードにおいては、いかに失敗を回避できるかが重要なポイントになります。そこで今回は、失敗を回避するのに効果的な方法をいくつか教えてもらいます。
ゆったり為替さんプロフィール
ゆったりかわせ。個人投資家。取引回数が極めて少ない「ゆったりトレード」派。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日。あらゆるFX会社の口座を保有し、業界内のさまざまなサービスに精通。
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公式ブログ:FXリアルトレード道場
長期トレードは決済すると収入が途絶える
トレードの基本は、「安く買って高く売る」です。それは長期トレードでも同じです。安値で買い、何年もかけてスワップポイントをもらいます。そして、円安になったところで決済です。利幅を何千銭(何千pips)とすることも可能ですから、取引数量が少なくても大きな利益を期待できます。
しかし、このトレード手法には困った点があります。それは、「決済してしまうと、その瞬間から1円も得られない」ということです。この困った点は、長期トレードに限った話ではありません。短期でも同じです。とはいえ、短期トレードは文字通り短期です。決済した次の瞬間から、次のトレードが可能かもしれません。
その点、長期の場合はそうはいきません。1年、2年と待ってようやくトレードチャンスが訪れるかもしれない、そういう性質を持っています。取引を始めてから決済まで10年を超える場合もあるでしょう。すると、老後資金としての意味合いも出てくるかもしれません。なのに、決済してしまうと、その瞬間から収入がなくなります。
年月が経過して高齢になってからも、若いころと同じ判断力とリスク負担能力を持ち続けると仮定するのは、少々難しいでしょう。その状態でポジションがゼロになるのは、面白い状況ではありません。スワップポイントをもらえなくなるのが嫌で、決済をためらってしまうかもしれません。
迷っている間に円高に反転してしまい、結局、旨味のないトレードになってしまっては惜しいです。時間をかけて取引しますから、短期トレードのように失敗を繰り返しながら取引を勉強するのは、なかなか難しいです。そこで、このような失敗の回避に効果的と思う方法をご案内します。
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