川崎ドルえもん流 時間統計論|第3回 月足予測3月編[川崎ドルえもん]
FX
FXにおいて時間的な要素を重要視しているという川崎ドルえもんさん。本企画はそんなドルえもんさんに統計的なアプローチから具体的なトレード戦略を教えていただきます。
川崎ドルえもんさんプロフィール
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
ブログ:川崎ドルえもんのFXブログ
Twitter:https://twitter.com/kawasakidoruemo
3月の月足の時間的傾向は?
こんにちは、川崎ドルえもんです。私は為替の時間的傾向を参考にしてトレードを行っています。今回は3月の傾向を解説していきます。
まずは表①を見てください。これはクロス円の3月の月足の数を2000年から集計したものになります。3月はユーロ円とポンド円の陽線の数が13回と多くなっていることが分かると思います。これを見る限り、「3月はユーロとポンドが買われやすい傾向があるのかも」と推測できます。
そこで、本当にユーロとポンドが買われやすいのかを確認するためにドルストレートの月足を数えたもの(表②)を見てみましょう。確認してみると、ユーロドルとポンドドルに目立った傾向は出ていません。このことから、必ずしもユーロとポンドが買われているわけではないという分析ができます。これは、ユーロとポンドが少し買われる傾向がありつつ、さらに日本円がわずかに売られる傾向もあるからでしょう。
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