「RCI3本ライン+mBDSR」の有効性をEAを作成して検証
RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11836
※mBDSRは、RCI3本ラインを用いて押し目買いや戻り売りを行う際のエントリーの精度を高めるために開発したインジケーターです。
EAの場合、その有効性を具体的な数字として示す方法としてバックテストやフォワードテストがありますが、インジケーターの有効性はどのように示したらよいのでしょうか?
mBDSR自体はRCI3本ラインとの組み合わせで押し目買いと戻り売りのエントリーポイントを絞り込むために開発したインジケーターですが、ここでは、ドル円におけるとあるタイムフレームの場合を例にとり、「RCI3本ライン+mBDSR」の有効性を具体的な数字で示すために、エントリー条件を「RCI3本ライン+mBDSR」のみで決定し、さらにTPとSLを設定して損小利大となるようなEAを作成してバックテストを実施してみました。
(下記の結果は、あくまで一例にすぎませんが...)
EAの概要
通貨ペア: ドル円
タイムフレーム: 非公開
エントリー条件: RCIとmBDSRのみから決定(詳細は非公開)
ロット: 0.1 ロット(固定)
TP: 105 pips(固定)
SL: 15 pips(固定)
その他(決済関連): ブレークイーブンやトレーリングストップの設定はなし
スプレッド: 1 pip (固定)
売買方向: 売りのみ
ポジション数: 制限なし
バックテストの結果 (期間: 2007年1月1日~2018年7月31日)
期間: 2007年1月1日~2018年7月31日
総取引数: 871
プロフィットファクター: 1.59
純益: 6,352.57 USD
最大ドローダウン: 566.37 USD
純益/最大ドローダウン: 11.21
期待利得: 7.29 USD (7.2 pips)
平均取引時間: 1日
エントリー条件は、RCIとmBDSRのみから決定しているにもかかわらず、プロフィットファクターの値は1.59と良好な結果となっています。他のインジケーターを全く使用していないことを考えると、上の例は、「RCIとmBDSRの組み合わせ」が非常に有効であるということを示す結果と言えるのではないかと考えています。
TP(= 105 pips)がSL(= 15 pips)の7倍というリスク・リワード比率が高い設定で上のような良好な結果が得られていることから、「RCIとmBDSRの組み合わせ」は「プライスが一方向に大きく動くタイミングをとらえるのに非常に有効である」ということが、このバックテストの結果からも言えるのではないかと考えています。
なお、上の例は、平均取引時間が1日となっており、いわゆる「スキャルピング」ではないことが分かります。
また、期待利得は7.2pipsとなっており、結果として、スプレッドの影響を受けにくい条件での検証となっているということが言えるかもしれません。
RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】
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※RCI3本ラインを用いて押し目買いや戻り売りを行う際のエントリーの精度を高めるために開発したインジケーター
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