“需給の鬼”こと井上哲男の相場の潮流〜プロの市場分析ノウハウと注目銘柄が分かる!|第2回
井上哲男さんプロフィール
いのうえ・てつお。スプリングキャピタル社代表、日本証券アナリスト協会検定会員。上智大学卒業後、国内保険会社の運用部門長を経て、(現オールド・ミューチュアルグループ)UAMジャパン・インクのチーフ・ストラテジスト兼日本株式運用部長に転身。その後、プラウド投資顧問、アジア最大級のファンド・オブ・ファンズの運用会社であるMCPグループなどで同職を務めた後、独立。“需給の鬼”と呼ばれ、日経CNBCテレビ「夜エクスプレス」「〜攻めのIR〜MarketBreakthrough」、ラジオNIKKEI「アサザイ」などのパーソナリティも務めている。
オリジナルのテクニカル分析や需給動向により、独自の視点から株式相場(株式指数)の方向性を分析する井上氏のメルマガ「相場の潮流」、井上氏とBコミさんこと坂本慎太郎氏が相場解説、ピックアップ銘柄の紹介を行う動画スクール「勝者のスクリーニング-株ハイブリッドバトル-」がGogoJungle(ゴゴジャン)から好評発売中。
メルマガ:相場の潮流
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MAGAが米国株のトレンドを示す
新型コロナウイルスの影響により、原油安、金高、金利低下(債券高)と、他のアセットクラスは“素直に”リスクオフの動きを示したものの、米国株だけは堅調な動きが続いていたが、2月24日、ついにダウは1031.61ドル、率にして3.6%の下落となった。
18年以降、3%を超える急落となったのは3回目(3期間)であるが、17年のゴルディロックス相場が終わった18年2月5日に4.6%も急落した際は、その3日後の2月8日に、再度4.2%の大きな下落を記録している。また、米国10年債利回りが3.2%を超える水準にまで上昇したことを材料として3.2%の急落を演じた18年10月10日の後も、13営業日でダウは累計で4.5%も下落している。このように、大きな「本震」は「余震」を伴うことから、当面不安定な相場状態が続くことを覚悟しなくてはならない。
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