私の損切りルール デイトレでその日のロスはその日のうちに[香澄ケイト]
香澄ケイトさんプロフィール
為替ジャーナリスト。米国カリフォルニア州の大学に留学後、バヌアツ、バーレーン、ロンドンでの仕事を経て、帰国。外資系証券会社で日本株/アジア株の金融法人向け営業、英国系投資顧問会社でオルタナティブ投資の金融法人向けマーケティングに従事する。退職後、株の世界から一転してFXに関する活動を開始し、為替情報サイト、マネー雑誌などの執筆、ラジオ番組への出演およびセミナー等の講師を務める。著書に『あなたのお金を10倍にする外貨投資術』(フォレスト出版)、『今すぐ始めるFX5人の投資家が明かす勝利のルール』(すばる舎)がある。
痛い目に遭わないと心底分からない
人間って実際に痛い目に遭わないと心底分からないというのを、FXで痛切に感じるのは「損切りをしないこと」です。評価損(含み損)は実損じゃないし〜、損切りをしなくても相場が回復したりすることもあるし〜、なんて希望的観測だけでは、いつか大きな損失が出てしまう可能性があります。
私は初心者のころ、損切りしなくて(できなくて)、評価損190万円まで抱えたことがあります。相場が戻るまで耐えに耐えた1年半は、いくら最終的に利益に転じたとはいえ、精神的なしんどさの面から全然割に合わないことを知りました。人間我慢が大事なのかもしれませんが、FXでは我慢は逆効果のような気がします。
投資ではどうしても儲けてやろうという気持ちが先に立ってしまいます。最初から損するためにFXをやろうなんて人はいるはずもありませんが、FXをやっていく上で損失を出すのは誰にとっても避けられない事実です。避けられない損失ならば、それが小さくて済むように心がけるしか方法はありません。
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