私が経験した歴史的相場[不動修太郎]
過去に例のない大きな社会問題が起きると、将来が見えない不安から市場に大きな動揺が広がり、相場が大きく動きやすいです。では、そのような荒れ相場で将来の値動きを予想し、利益を上げるにはどうすれば良いのでしょうか? 個人投資家として相場経験が長い不動修太郎さんは、不透明な相場を予想するには歴史的相場を参考にすべきといいます。
不動修太郎(ふどうしゅうたろう)プロフィール
為替の講師、執筆者。出版社からセミナーDVD、対談CDを発売。金融取引所、証券取引所、FX業者、投資信託業者などでの講演の他、雑誌への執筆、FX・株式のスクール講師を務めている。
公式サイト:不動修太郎の「ニュース報道の裏側」
twitter:https://twitter.com/syutaro_fudo
過去の相場を参考に
この原稿を執筆している3月23日時点では、世界各国で新型コロナウイルスの感染が拡大し続けており、海外渡航や国内移動が制限されるなどの影響で株価が乱高下しています。私は、バブル期の前に株式投資を始めたので、アジア通貨危機、中東紛争、リーマン・ショック、東日本大震災など株式と為替相場が大きく荒れる相場を経験しました。
もちろん、巨大投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻に象徴される金融危機や世界同時不況と、昨今の感染症流行による株価暴落は全くの別物です。とはいえ、過去に経験がない出来事が引き金になり、世界経済に大きな影響を与えたという点においては共通しています。ですから、当時の為替の値動きは今後の相場の予想に役立つと考えるべきです。今回はリーマン・ショック前後の相場を振り返ってみましょう。
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