才色兼備なフィスコ企業リサーチレポーターの何でもコラム 馬渕の目|第5回 経済活動の再開が進む中で見通す「アフターコロナの世界」[馬渕磨理子]
馬渕磨理子さんプロフィール
まぶち・まりこ。投資歴7年目。アベノミクスの立ち上がりの時期に企業で資産運用を任され、3年間の専業トレーダーを経て、フィスコの企業リサーチレポーターへ。現在は日本クラウドキャピタルでマーケティングの業務も行う。同志社大学法学部卒、京都大学公共政策大学院、公共政策修士。大学時代はミス同志社を受賞。
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/mabuchi-mariko/
ツイッター:https://twitter.com/marikomabuchi
※この記事は、FX攻略.com2020年8月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
◆ 米国株とドル円相場の逆相関は続くのか?
経済活動の再開が進む中、5月11日からの週は米株価が下落し、NYダウは週間ベースで645.9ドル安と、2週ぶりの下げ幅となりました。一方、ドル円相場は小幅な値動きながら堅調に推移し、一時107円台後半まで上昇しています(5月18日時点)。
為替相場と株式市場に注目すると、コロナショック前には米株価が上昇するとドル円も上昇する、正の相関関係にあったドル円が、3月以降は逆相関になっています。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和の影響が大きい可能性があります。
日銀とFRBのバランスシート比率で見ても、FRBの資金供給量は日銀を大きく上回っている状況です。米株価とドル円の逆相関は、しばらく続くのではないでしょうか。今後、経済活動の再開が本格化する中で、どのタイミングで正の相関関係になるかの見極めが重要になりそうです。
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