世界的に有名なサイクル・アナリスト兼アストロロジャーでもあるレイモンド・メリマン氏。過去に彼が書いたフォーキャストブックを読めば、そこに嘘偽りがないことがわかります。 彼が書くマーケットレポートには随所にピンポイント的な予測が織り込まれています。実際そのポイントでの相場転換は過去何度も示現されているのです。読者は闇夜の手探り状態で参加していたマーケットが、突然、明かりが灯ったかのように見えてくるようになるでしょう。

ゴゴジャン初登場の、レイモンド・メリマン氏のサイクル分析の一部を、無料で公開します。

MMA Weekley Report 日経平均株価 By Raymond Meriman Aug.31 2020

１． 回顧
先週の相場は、前週比37ポイント安の22,882で取引を終えた。週の高値は25日（火曜日）の23,431、安値は28日（金曜日）の22,594であった。従って週の高値では週間上値抵抗線を上回ったものの、安値では週間下値支持線を下回り、引け値では週間下値支持線と上値抵抗線の間で推移していたので、まちまちの状態であった。この引け値は週間トレンドインディケーターポイント（ＴＩＰ）を３週連続で上回っていたので。本来なら基調は“上昇トレンド”に格上げされる筈だが、週足ベースでは陰線引けであったので、基調は“ニュートラル”の状態が継続されている。