大統領選直前~選挙システムのおさらい~
本日もよろしくおねがいします。
えれです。
※当記事は売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。
ご自身での投資判断をお願いします。
選挙システムのおさらい
https://diamond.jp/articles/-/249624
ダイヤモンドオンラインがわかりやすくまとめてるのでリンクを貼っておきます。
日本のそれとは違い少し複雑な選挙システムとなっています。
各州ごとに若干異なる選挙方式で住民投票が行われ、各州が抱える選挙人(これは人口比で分配されている)が投票結果を基に投票するという仕組みで実質の投票権は選挙人にあります。
また50州ある選挙区のうちのほとんど48州が選挙人総取り制度を取っており、BBCの記事にもあるカルフォルニアをとれば55票が入ることになります。
こういったシステムのため総得票数で上回っても選挙人の獲得数で下回り敗戦となった前回の民主党ヒラリー候補のような場面が生じます。
注目される激戦州
では選挙の行方をどう見ていくのか。
勝利ボーダーラインは270票です。
アメリカは広大な地域であり貧富の差も激しく、思想が固まっている地域がたくさんあります。
伝統的に共和党が勝っている地域、伝統的に民主党が勝っている地域が当然あり、過去は選挙資金を投下して宣伝をしたかもしれませんが近年では両陣営ともに勝負が決まっている地域に資金投入はしない傾向があります。
また今回も例に漏れずそういった演説方針でした。
例えばリベラル志向の多いカルフォルニアやニューヨークは地盤が民主党寄りです。
合わせて84票抱えていますがほぼ確実に民主党に入るでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eefcb1c92c73d2853f6ba6a63edec8d715b96d1e/images/000
ヤフーニュースがよくまとめてあるので転載します。
激戦州というのがニュースで報道されているのは日本で言う浮動票が多いためで、その時々の情勢で結果が変わります。
画像を見てわかるとおり、何もしなくても民主党有利なのは割といつものことで画像にあるグレーの州約180票の行方で大統領選が決まると言っても過言ではありません。
今回色々なニュースサイトが開票速報を出してますが
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/presidential-election2020/kaihyo/
日経新聞が出している激戦州開票速報が最も見やすいと思うのでこちらを見ておくといいとおもいます。
現在ダウ平均は下落幅の半値を戻し水平ラインタッチからやや押し戻されて引けています。
テクニカルで言えば上抜ければ上昇トレンドの可能性があり、反発すれば下降継続というライン際の攻防で締めた形です。
ダウ理論でいうチャートは全てを織り込むという言葉がありますが、大きなイベント前はライン際に留まることが多く、結果的にこのあとどうなるかはイベント次第になってきます。
あとでチャートを振り返るとテクニカルは綺麗に推移してるのはこのため。
もうまもなく開票がはじまります。
筆者はレバレッジをかけたポジションは取らず開票結果を見たいと思います。
よろしいですか?