100バガー(100倍株)を探せ! 2021年1月1日号
【今週の動画はこちら】
※ 28分間の動画となります。
1. 新年のご挨拶
新年あけまして、おめでとうございます。
新型コロナウィルスに翻弄された2020年が終了して、2021年がスタート致しました。
昨年のお正月は、これから激動の1年が始まるとは、ほとんどの方は考えてはおらず、株式市場も高値圏でのスタートとなりました。
その後の値動きは、まさにジェットコースターのようでした。2月6日に24,000円寸前まで上昇した日経平均株価は、1か月半後に16,000円台前半まで急落する事となりました。
大半の個別株は、投げ売り状態となった3月中旬~4月上旬までに安値を付けた銘柄が多く、勇気を振り絞ってこの局面で買った投資家の方は、良いパフォーマンスになったのではと思います。
昨年の株式相場の凄さは、下落スピートの速さだけでなく、上昇スピードの速さにも目を見張るものがありました。
3月の年初来安値から、6月に付けた23,000円台までのわずか3カ月間で7,000円幅の上昇。
記憶に新しいところでは、10月末に付けた22,948円の直近安値から、12月29日に付けた年初来高値27,602円まで、約4,600円幅の上昇となり、年末に掛けても大きな値動きとなりました。
私も20年近く金融市場での仕事を行っておりますが、下落のスピードが早かったのは、リーマンショックや東日本大震災で何度か経験しておりますが、戻りのスピードがここまで早かったのは、正直初めてです。
コロナショック発生から1年も経たずに年初来高値更新となった要因は、下記の3点が大きいです。
① 今回は金融ショックでは無かった(実体経済は影響甚大)
② 前例が無いレベルでの金融緩和を早期に実施した
③ コロナ影響有り・無しに関わらず、多くの人にお金が行き渡るように、財政出動を大幅に増やした
金融機関はほぼ無傷で、お金がじゃぶじゃぶに余っており、各国政府がお金をバラまけば、株式市場が上がる可能性は極めて高いです。
投資とは絶対的な価値では無く、相対的な価値で動いている部分が多い為、キャッシュの価値が目減りする事となれば、それに対比して、株・金・仮想通貨・不動産等の実物資産に、お金が回ってくる事となります。
年前半は、ワクチン接種開始でも世界中に広く行き渡る事は無い為、まだまだ緩和状態が続くと思われますが、年後半は、実体経済の再開と共に、インフレの足音が近づいてくると思われます。
本レポートは、個別株投資がメインとなりますので、全体相場の動きを考えすぎると良く無いのですが、2020年は、株式投資家にとっては良い年だった為、警戒を怠らずに2021年の相場に向き合って行きたいと考えております。
それでは、2020年にご紹介した全銘柄の、パフォーマンスと短評を掲載致します。
2. 2020年に紹介した全銘柄
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