【ファンダメンタル×テクニカル特集 ④】ポンド:英国の情勢
【特集 ファンダメンタル×テクニカル】
相場を読み解く最適解を探せ!
今回はファンダメンタルとテクニカルの両方から相場へアプローチ! 主要国と主要通貨ペアを多角的な情報と目線から分析し、相場に向かい合うための最適解を探すヒントを見つけていきます。加えて、話題になった個別株や仮想通貨・商品もピックアップして2020年相場を総決算していきます。
ファンダメンタルでは株価指数と為替の見通しをYEN蔵さんに、テクニカルでは主要通貨ペアの長期目線を山中康司さんに、それぞれ為替のプロフェッショナルの分析もご紹介いたします!
・④ ポンド:英国の情勢 ←この記事はここ
・(11) 豪ドル米ドル:チャート分析
・(12) 通貨ペア以外の相場(NASDAQ & GAFA、暗号資産&商品)
※この記事は、FX攻略.com2021年3月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
YEN蔵さんプロフィール
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。現在はトッププロトレーダーとして為替、日経平均、日経オプション、個別株の取引を行う。投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
メルマガ:YEN蔵 リアル・トップ・トレーディング
ブログ:YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資
Twitter:https://twitter.com/YENZOU
山中康司さんプロフィール
アセンダント社取締役。1982年にバンク・オブ・アメリカ入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリ―・マネージャー。1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立。
公式ブログ:アセンダント/山中康司が提供する為替情報配信サイト
Twitter:https://twitter.com/yasujiy
EUとの交渉合意で大きな懸念は解消
英国はコロナショックによる経済的な落ち込みを和らげるため、2020年3月に政策金利の引き下げを2回行い、0.75%から0.10%にまで利下げしました。その他にも資産購入枠を拡大するなど継続した量的緩和も行っています。
2020年のポンドはブレグジットの実効的な取り決めとなる通商協定の進展や発言・関連ニュースで大きく値が動きました。今後は大きな懸念材料がなくなったことで、市場は景気回復の指標となる実質的な数値にも注目が集まりそうです。
よろしいですか?