100バガー(100倍株)を探せ! 2021年2月1日号
【今週の動画はこちら】
※32分間の動画となります。
1. 100%バガー(2倍株)候補銘柄
9514 エフオン
東証1部上場
銘柄コード 銘柄 上場年
9514 エフオン 2005年
現在・時価総額(億円) 目標・時価総額(億円) 2倍・時価総額(億円)
229 593 458
業態
バイオマス発電事業を主力として、省エネ支援事業も手掛ける。小売電力事業を2020年8月から再開。
※上場年は、東証1部・2部・マザーズ・JASDAQへの上場年月日を記載しております
※ 2倍時価総額は、現在時価総額から計算を行っております。
2. ポイント
1. 低炭素社会の実現に向けた取り組みが世界中で加速して行く中、木製チップを原料としたバイオマス発電を手掛ける同社に猛烈な追い風が吹いている。同社は山林の近くに発電所を建設し、国産木材を主燃料として発電を行っている。国内調達可能な燃料で発電を行う同社のビジネスモデルは、2020年代の主要なテーマとなる、【ESG投資のど真ん中】の銘柄となる。
2. 同社は、【環境価値付きの電気を届ける仕組み】を考案しており、化石由来のエネルギーではない、非化石証書を付けた電気を顧客に届ける事が出来る。今後、大企業を中心として【CO2の排出に対して一定額のチャージが課せられる】可能性が出てきており、カーボンニュートラルの電力を調達する必然性に迫られてきている。
3. 売上は2018年から増加傾向、利益は2018年から30億円程度の水準で横ばいが続いているが、2022年稼働予定で発電所を建設しており、【稼働後は年間20億円~30億円程度の増収】が見込める。カーボンニュートラルは時代の流れとなっている為、発電所建設の為の資金調達、発電後の販売先には事欠かない状況になっており、事業環境は明らかに好転している。
4. 同社ビジネスの懸念点は、設備投資が常に必要となる事、発電所完成まで一定の期間が必要となる為、短期間での売上の増加は難しい事が、事業特性から理解出来る。【長期テーマ株となる可能性は高いが、新規投資が常に必要であり、株主還元を行う余力は乏しい】。一方で、環境負荷の低いエネルギーを調達したい会社は、相対的に増えてくる為、発電所の建設ペースを上げる事が出来れば、収益の向上は比較的容易に達成出来る可能性が高い。
5. 同社の企業価値(時価総額)は、【3年以内に593億円(株価2,744円)】まで増加する可能性はある。21年1月は、LNG(液化天然ガス)の価格高騰でスポット電力市場の価格が乱高下しており、クリーン且つ、太陽光や風力と異なり、天候に左右されずに安定して電力の供給が出来る同社の企業価値は、今後数年間で向上して行く可能性が高いと考える。
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