相場や商売で儲かるための基本原則 … 売るべし、買うべし、休むべし (2)
2月24日に‘2月節分天井・3月彼岸底’のアノマリーを想定していましたので、休むべしに力を入れるためにも‘売るべし、買うべし、休むべし’の格言を解説しました。
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結果的に、2月末の26日(金)に▲1202円の28966円の急落となり、翌週ももみあったあと3月4日(木)に▲628円の28930円と大幅反落となり下値模索となりました。こういう劇的な下げ方をすると、その意味を痛感することになります。
今回の下げは、米長期金利の上昇から相場のけん引セクターであったハイテク株が売られ、ナスダック主導で下げています。ナスダックは調整入りしたという見方もありますので、さらに下落すればハイテク株を中心に買って儲けていた人達は、これまでの儲けが吹き飛んでしますという恐さがあります。デイトレの場合でも、これまで例えば10戦中9勝1敗であったとしても、その1敗がハイテク株の急落で吹き飛んでしまうかもしれません。1敗の負け方を小さくするためにも高値圏にあるときや、相場の方向性が不透明な時には、休んで全体を見渡す余裕をもつことが大切です。「休むも相場なり」の格言もあります。
「休む」は売るべしと密接な関係にあります。基本的に目標に到達(例えば10%以上で利食い)したら、すぐに売買をせず、一呼吸おくことが大切です。いったん「売って」休むことを意味します。売らないで保有したままの時に、相場に変化があって下落したらもとのもくあみです。但し、自分で、その企業の業績を確認して将来性があると判断し、何年も長期保有する場合は別です。途中の上げ下げに一喜一憂せず保有し続けることになります。
よろしいですか?