仮想通貨とは〜その将来性について
ビットコインをはじめとする仮想通貨は別名暗号通貨とも言われ、全世界で近年どんどんクローズアップされており、その動向について気になっている方が多くなっています。
2009年に初めて仮想通貨であるビットコインがリリースされて以来、価格は右肩あがりで上昇し、今では1BTC=600ドル(約60000円*2016年9月現在)となっています。 (*BTCはビットコインの通貨単位になります。)
実は2009年のリリース時にノルウェーの男性がビットコインを2400円分購入し、その後購入したことを忘れていましたが、4年後にビットコインの価格を見てその金額1800万円まで膨れ上がっていたのを新聞で見て驚いたというのは有名な話なのです。
仮想通貨の代名詞と言えば『ビットコイン(bitcoin)』。ビットコインがどうして、値上がりしてきたのか、そして世界での位置付け、そういったことをこの連載で勉強することにより、投資対象として魅力を感じていただけると思います。
仮想通貨について
仮想通貨は簡単に言うとオンライン上の通貨です。 ネットを使って取引ができるため、送金する時でも信じらないくらい格安で送金できるのです。
送金の手数料は取引所によって変わってきますが、全世界で一律でネット環境があれば何処へでも送金できます。
2008年に仮想通貨が発表
仮想通貨については、2008年に中本哲史氏(Satoshi Nakamoto)という方がネット上で発表したと言われています。
しかし、実際のところ日本人かもわかっていないのです。 たまにニュースでオーストラリアの人ではないかといった話や日本人ではない方の名前が上がってきたりすることができますが、まだ現段階ではっきりしていません。
独自の技術ブロックチェーン
この『ブロックチェーン』という技術こそが仮想通貨を代表する技術になっています。
仮想通貨自体はどこかの企業や政府が管理しているのではないかと認識されていることもしばしば見かけます。
しかし仮想通貨は『管理者がいない』ということが特徴になっているのです。 詳しくは別の記事でご紹介する予定ですが、今までになかった技術だからこそ、この技術を応用する取り組みが、皆さんがご存知のAmazonやマイクロソフトでも取り入れ始めているのです。
仮想通貨を理解する上で、そして仮想通貨に投資する上で『ブロックチェーン』は是非理解しておいてもらいたい知識になります。
仮想通貨の種類について
現在仮想通貨については1500種類以上とも言われています。 この数値は日々増えてきている状況です。
私が仮想通貨に触れ始めたことは数百種類の段階だったからです。
そしてその大半である9割の通貨は詐欺だと言われています。 仮想通貨の技術はネット上に公開されているため、誰でもプログラムの知識がある人はその技術を使って独自の通貨を作ることができるのです。
なので、それを使って金儲けをしたいという人が出てきました。 その詐欺通貨の見分け方についても別の記事でご紹介していく予定です。
まとめ
本記事をお読みいただきありがとうございます。
今回が私の連載の第1日目の記事になります。どのように書いていこうか少し迷うところもありましたが、分かりやすくそして正直に仮想通貨のことを書いていくつもりです。
仮想通貨の話を私がするときには、ほとんど初めての人は「ビットコインは危なくないですか?」と質問されます。
無理もありませんが、日本人は投資に慣れていない方が多いと思いますし、メディアで流れるニュースでも「ビットコインが盗まれた」「取引所が破綻した」そう言ったニュースばかりピックアップしているようにも思えます。
なのでそう言った方を交えて話をする時にもできるだけ、仮想通貨の良いところも悪いところも正直にご説明しているつもりです。
でもみなさんやはり危ないと感じていても仮想通貨を投資の対象としてどうなのかと非常に気になっているところも伝わってきます。
本連載を通じて仮想通貨について最初に持っていた仮想通貨に対する認識の絡みが解けて、より正しい理解が進み、良い運用成績を残してもらえればと思っています。
よろしいですか?