マイメイトで始めるAIトレード!|Vol.2 マイメイトを育てる“コツ”
※この記事は、FX攻略.com2021年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
マイメイトの学習機能
マイメイトではマーケットに合わせ最適な取引を追求するように、AI自身が継続学習を行います。しかし学習機能はこれだけではなく、ユーザーがAIエージェントの取引を評価する“EDUCATE(育てる)”という機能もあるのです。
この機能を使うと、AIの取引を褒めたり叱ったりすることができ、AIの継続学習に影響を与えることができます。
AIは育成した方が良いの?
ここで一つ疑問になるのは、AIの継続学習に任せた方が良いのか、ユーザーがAIを毎回評価した方が良いのか、ではないでしょうか。
図①は育成回数別で総合損益の平均を比較したグラフになります(※1)。これを見ると、“継続学習のみのAI”よりも“育ててもらったAI”の方が、成績が良いことが分かると思います。人間と同じく自分で学習するだけでなく、誰かにアドバイスをもらうことで、さらなる成長を促しているのかもしれません。
※1)総合損益=実現損益+評価損益。2020年1月より前に誕生していたエージェントにおける2020年1月~12月のデータ(通貨ペア:ドル円)。シミュレーションの結果であり、将来の利益を保証するものではありません。インヴァスト証券作成
図②は、育成回数別でAIに対してどのような育成をしたのかの傾向を表したグラフになります(※2)。一番顕著に表れているのは、育成回数が多いほど“bad(叱る)”が少ないことではないでしょうか。人間同様に“褒めて伸ばすこと”が一番成果につながりやすいのかもしれませんね。
※2)Goodが6割以上を”good傾向”、4-6割を“バランス”、4割以下を“bad傾向”と分類。2020年1月より前に誕生していたエージェントにおける、2020年1月~12月の回数別の評価傾向(通貨ペア:ドル円)。シミュレーションの結果であり、将来の利益を保証するものではありません。インヴァスト証券作成
育成のコツ
育成をすることでユーザーがAIの思考に影響を与えることができますが、数回の育成で極端に影響が出るような設計にはなっていません。AIにもそれぞれ個性があり、その個性は継続学習等で得た唯一無二のものです。故に個性に影響を与えるには繰り返し育成をしていく必要があります。また、育成方針に則った一貫した育成も重要です。人間と同じく“同じようなシチュエーションで評価が変わる”とAI自身も混乱してしまうのです。あらかじめ“このケースは褒める、このケースは叱る”と育成方針を決めておきましょう。
時にはユーザー自身が評価に悩むケースもあると思います。その際は無理に評価せずにAIの継続学習に任せてしまっても良いでしょう。AIは常に利益を追求して学習をしているので、ユーザーが悩む局面でも最適解を見つけてくれるはずです。
【マイメイト リスク・費用などについての重要事項】
本取引は、店頭外国為替証拠金取引であり、元本および利益が保証された取引ではありません。取引通貨の価格および金利等の変動により損失が生じるおそれがあります。
また、スワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。
有効比率が一定水準以下となった場合、建玉を自動的に強制決済(ロスカット)いたしますが、本取引は預託すべき証拠金以上の取引が可能なため、急激な相場の変動等によっては、証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがあります。取引を開始されるにあたっては、本取引の仕組みやリスクを十分ご理解いただき、お客様自身の責任と判断で取引していただきますようお願いいたします。
●売買手数料は、新規注文・決済注文ともに無料です。
●投資助言報酬は、1,000通貨あたり1円(税込)となり、スプレッドに含まれます。
●本取引は、通貨ペアの売付けの価格と買付けの価格に差(スプレッド)があり、相場急変時等はスプレッドが拡大する場合があります。
●証拠金の25倍までのお取引が可能です。新規約定日においては、新規約定価格を基準価格として、その価格に応じた必要証拠金額(円換算)を適用いたします。翌営業日以降においては、各通貨ペアの毎営業日の終値を基準価格として、その価格に応じた必要証拠金額(円換算額)を翌営業日に適用いたします。法人は新規約定日においては新規約定価格に対し、金融先物取引業協会公表の為替リスク想定比率を加味した金額(円換算額)です。翌営業日以降においては各通貨ペアの毎営業日の終値に対し、金融先物取引業協会公表の為替リスク想定比率を加味した金額(円換算額)を翌営業日に適用いたします。
マイメイトのリスク・重要事項については、インヴァスト証券ホームページを必ずご覧ください。
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