荒野浩の相場を極める相場を楽しむ|第15回[荒野浩]
荒野浩さんプロフィール
1971年日本勧業角丸証券(現みずほ証券)入社後、調査部でアナリスト業務に従事。米国勤務を挟み一貫して、日本株の情報・市場分析を行う。1996年に運用会社(現アセットマネジメントOne)に転籍、調査部長・運用部長を経て、常務取締役投信運用本部長を歴任。2012年に退職。その後はTV、ラジオ出演などで活動。日本株を中心とした市場分析の経験は半世紀に及ぶ。
メルマガ:https://www.gogojungle.co.jp/finance/salons/8812/
※この記事は、FX攻略.com2021年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
※データは2021年2月末日時点までのものになります
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市場に携わって、半世紀を経過しました。組織を退いてからは8年になります。現在、メディア等で披露している私の考え方は現役を退いてから発見した法則性がほとんどです。分析を続けることで、日々新しい発見があります。
FX攻略・comでの連載は15回目になります。雑誌が休刊になるということですが、いずれは1年3か月で展開した議論を一冊の本にまとめたいと考えています。
今月号が最後の連載となりますが、今後も日々の分析の中から新たな法則性を見つけ、今まで以上に精度の高い情報をいろいろな形で届けることを心がけていきます。
本号は今年に入ってからの「大きな変化」を軸に据えながら、「景気が軌道に乗るときの理想的なパターン」「株価純資産倍率(PBR)で評価すると、日経平均は必ずしも割高ではない」「裁定取引の影武者として行動する海外投資家」「積極的な売り手がいない東京市場」等にテーマを絞って、最終原稿としたいと思います。
連載中、「多くのことは1か月サイクルで分かります」と書いてきました。最終稿も20日平均から入りたいと思います。
よろしいですか?