ナスダック3％下落
株式
2021年3月19日（金）くもりのち晴れ
・政府18日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を21日の期限をもって全面解除する。
感染が再び広がらないよう変異ウイルスの有無を調べる検査の拡充など5つの対策に乗り出す。
・日本とフランス、中国の企業が参加していた太平洋の光海底ケーブルの入札が無効に。
中国企業が最も安い価格を示したのに対し、日本や米国、オーストラリアが安全保障上の問題を指摘。
海底ケーブルでは米国と香港国家安全維持法を結ぶ米フェイスブックの計画も撤回を迫られた。
米中の分断が世界の通信インフラ整備に影を落としている。
・広島高裁18日、四国電力 <9507> ［終値900円］伊方原子力発電所3号機（愛媛県伊方市）の運転差し止めを命じた
2020年1月の同高裁の仮処分決定の取り消し、再稼働容認する決定を出した。
3号機は10月末にも再稼働する見通しとなった。
一方、水戸地裁は18日、日本原子力発電東海第2原発（茨城県東海村）の運転を認めない判決を言い渡した。
・欧州連合（EU）が中国の人権侵害に圧力を強める。
17日の大使級会合で中国の当局者らに制裁を科す方針を決めた。
少数民族ウイグル族の人権を尊重するよう圧力をかけるのに加え、バイデン米政権と足並みをそろえたい思惑もある。
発動されれば、EU内の資産凍結や域内への渡航が禁止される。
・東芝 <6502> ［終値3795円］18日開いた臨時株主総会で、株主が提案した議案が可決。
2020年の総会の運営に不備があったとして、調査する第三者が選任された。
株主提案への反対が多かった機関投資家も内容次第で、賛成するようになっている。
・変異ウイルスの勢いが止まらない。
変異ウイルスが流行する欧州や中南米では新規感染者数の増加が顕著。
国内で検出された変異ウイルスの報告数も17日時点で約400件に達した。
・米南部テキサス州を襲った記録的寒波と大規模停電の影響が広がっている。
メキシコ湾沿いに集中する化学プラントが一時軒並み停止に追い込まれ、樹脂の供給が滞っている。
材料不足でトヨタ <7203> ［終値8650円］の工場も休止。
素材市況も高騰し、住宅など幅広い業種に影響が出ている。半導体不足に加え、米国サプライチェーンの脆弱さが浮き彫りに。
・政府は緊急事態宣言を21日で解除するのを受け、国内旅行支援策「Go To トラベル」の再開時期探る。
県境を越えて動く旅行は早くても5月の大型連休明けからの想定。
・米連邦準備理事会（FRB）17日、ゼロ金利政策を少なくとも今後3年続ける方針示し、市場の緩和縮小観測をひとまず退けた。
物価上昇率は年内に2％を突破すると予測するものの「政策目標の達成ではない」（パウエル議長）と強調。
一時的な景気の過熱を容認して、雇用回復を早める実験的な政策運営に入る。
・日銀 <8301> ［終値43900円］19日、金融政策決定会合で、金融緩和策の一段の長期化を見据えた政策修正に踏み出す。
焦点の一つである長期金利の誘導策は、変動を認める幅を現状より若干広げてプラスマイナス0.25％程度にすることを検討する。
・全国銀行協会は18日、銀行間で送金し合う際の手数料を引き上げると発表。
これまで40年以上固定していた手数料を10月から一律62円にする。
・イー・ギャランティー <8771> ［終値2164円］2021年3月期から、配当性向を現在の3割前後から5割に引き上げる。
新型コロナウイルスの影響による信用不安で保証依頼が急増しており、収益力が高まって財務体質も強くなっている。
・米韓両政府は18日、ソウルで5年ぶりに外務・国防担当閣僚協議（2プラス2）を開き、北朝鮮の脅威などに対応する日米韓の結束を演出。
・米ロ関係の悪化に拍車。
バイデン米大統領がロシアに批判的な発言をしたのに反発、
ロシア外務省は17日、対米政策を協議するためにアントノフ駐米大使を一時ロシアに呼び戻すと発表。
対立激化は核軍縮やアフガニスタン和平などでの米ロ協力にも影を。
・米連邦通信委員会（FCC）17日、中国の国有通信大手、中国聯合網絡通信（チャイナユニコム）の米国事業免許を取り消す手続きを始めたと発表。
安全保障上の懸念が拭えないと判断した。
・ブラジルやトルコなど新興国が相次いで利上げに踏み切った。
景気刺激策として金融緩和を続けてきたが、通貨安に伴う輸入物価の情しぃおうがインフレを招き、金融政策の転換を余儀されている。
・台湾中央銀行18日、定例理事会を開き、2021年の年間の実質国内総生産（GDP）経済成長率見通しを、
昨年12月予測の前年比3.68％増から4.53％増へ大幅に上方修正。
半導体中心に設備投資が活発で、輸出も過去最高水準にある。政策金利は現行の1.125％に4会合連続で据え置く。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数（前日比死者数）3/18午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体1億2121.2万人（10253人）
米国29607483（1173）ブラジル11693838（2648）インド11474605（172）ロシア4368943（420）英国4287996（141）フランス4169274（16）
イタリア3281810（431）スペイン3206116（228）トルコ2930554（73）ドイツ2610769（91）コロンビア2314154（130）アルゼンチン2218425（195）
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