それでも地球は回っている
ノーベル経済学賞受賞者であるウィリアム・F・シャープ氏と共同開発に従事していた金融工学のスペシャリストである奥村尚さんに、コンピューターの歴史と人工知能の進化、そしてその2つが相場にどのような影響を与えたのかを語っていただきます。
奥村尚さんプロフィール
奥村 尚(おくむらひさし)。1987年工学部修士課程修了。テーマはAI(人工知能)。日興証券で数々の数理モデルを開発。スタンフォード大学教授ウィリアム・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞受賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)。さらにイスラエルのモサド科学顧問とベンチャー企業を設立、AI技術を商用化し大手空港に導入するなど、金融とITの交点で実績多数。現在はアナリストレーティングをAI評価するモデル「MRA」、近将来のFXレートをAI推計する「FXeye」、リスクとリターンを表示するチャート分析「トワイライトゾーン」を提供。日本の金融リテラシーを高めるため、金融リテラシー塾を主催している。
趣味はオーディオと運動。エアロビック競技を15年前から始め、NAC マスター部門シングル9連覇、2016年シニア2位、2014~2016年日本選手権千葉県代表、2017~2018年日本選手権 マスター3準優勝。スポーツ万能と発言するも実は「かなずち」であり、球技も苦手である。座右の銘は「どんな意思決定でも遅すぎることはない」。
ブログ:
https://okumura-toushi.com/
YouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCH6E6sGJIOEQJlM9_BmzIGg
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ディープラーニングについて掘り下げる
17世紀、フィレンツェのメディチ家で数学者として活躍したガリレオ・ガリレイはローマの宗教裁判所によって地動説の発表や教授を禁止されました。いわゆる宗教裁判は有名な史実として誰もが知っていると思います。
技術が正しく伝わらない、あるいは伝えたとしてもうまく伝わらない、ということはよくあることです。 よく分からないことが全く異なるものとして伝えられることも多いものです。かつて—— (続きは有料となります)
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