銘柄研究
株式
週末の海外NY株式市場は、続伸。
底堅い経済指標や企業決算が買い材料になった。
新型コロナウイルスワクチンの普及で米経済の正常化に弾みが付くとの期待から、経済再開の恩恵を受ける銘柄が買われた。
ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数は終値で最高値を更新。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は反落。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場はドル安などを背景に買われ続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は週末を前に利益確定の売りが優勢となり5営業日ぶりに反落。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約99.9億株、過去20日間平均約110.2億株。
週間ベースでは、ダウは1.2%高、4週続伸(累計4.8%上昇)、
ナスダック総合指数は1.1%高、3週続伸(同7.0%上昇)、S&P500種指数は1.4%高、4週続伸(同7.0%上昇)で取引を終えた。
16日の東京株式市場で日経平均(+0.14%)は2日続伸。
東証株価指数(TOPIX)(+0.09%)も2日続伸。
東証マザーズ(+1.82%)は2日ぶり反発、日経ジャスダック平均(+0.16%)は2日続落、東証2部(+0.10%)は2日続伸で終了。
東証1部出来高は9億0915万株、売買代金は2兆0555億円。
東証1部騰落数は値上がり1,021(46%)銘柄、値下がり1,051(47%)銘柄、変わらず118(5%)銘柄に。
業種別ランキングでは21業種上昇、12業種下落に。
値上がり上位は、鉱業、保険業、空運業、不動産業、精密機器、ガラス土石製品、水産・農林業、・・・
値下がり上位は、海運業、電気・ガス業、銀行業、鉄鋼、金属製品、輸送用機器、機械、・・・
日経平均株価は、小幅ながらも2日続伸。
朝方、一時好調な米経済指標を背景に買いが優勢。
ただ、戻り待ちの売り圧力が強いもようで、寄り付きの前日比146円銭高の2万9789円銭を高値に、上げ幅を縮小する展開。
後場は、買いが先行、昼休みの時間帯にアジア株が総じて堅調だったこともあり、一時は前場高値に接近する場面もあった。
その後、先物売りに再度マイナス圏に押し戻された後、再び持ち直しているが、戻りは限定で小幅の動きで終了。
マザーズ指数は、反発。主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入っており、指数はジリ高基調に。
週間ベースでは、日経平均株価は-0.3%、2週続落(累計0.6%下落)、東証株価指数(TOPIX)0.1%高、4週ぶり反発。
東証マザーズ指数は0.5%高、3週続伸(同4.3%上昇)、日経ジャスダック平均は0.1%高、3週続伸(同0.8%上昇)、
東証2部指数は0.2%高、2週ぶり反落、東証REIT指数は0.4%高、4週続伸(同4.3%上昇)で終了。
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