中原駿レポート ナスダック&マザーズ No.017 2021年4月19日
株式
1. ポイント
<ナスダック>
1. 中長期見通し(2021年3~6月まで上昇、より強気の場合は2022年まで上昇継続も)
2016年2月から長期サイクルがスタート、いずれも上昇波動。高値のターゲットは2021年6月±1年、すなわち現在~2022年6月、価格は12,174(9,481~17,404)。すでにトップアウトした可能性がある。それでも13カ月サイクルボトムでいったん反発か。強気の場合シンセティックスでの高値の時間帯と被る2021年9月~2022年2月がターゲット。
2. 短期見通し(22.3週サイクルの7週目。急騰急落に注意。13カ月サイクルボトムは5~6月か)
PCかつ第一MCの7週目。過去の波動習性から16日の高値が更新出来れば27日前後まで高いはず。その後5月第1週に向けて調整するが、まだ第一MC完了に過ぎないので押し目を買い向かう。理想的にはその後少なくとも3~4週上昇する。
3.留意点(13カ月サイクルから直ちに高値を形成し、急落に向かう可能性あり)
今週以降直ちにトップアウトし、13カ月サイクルと同時に下落する可能性もある。この場合急落はかなり大きいスケールになるので、注意が必要。これをサブシナリオとする。
<東証マザーズ>
1. 中長期見通し(46カ月サイクルボトムを打ったばかり。15.3カ月サイクルボトムを付けた後の上昇を待つ)
2020年4月から新46カ月サイクル並びに新15.3カ月サイクルがスタート。46カ月サイクルの平均的な上昇期間は24±4カ月(19~28カ月)。2022年4月(2022年1~8月)まで強気。ただし、15.3カ月サイクルはすでにトップアウトか。
2. 短期見通し(新21.2週サイクルの17週目かつ第二HPCの6週目。第二HPCトップの時間帯)
現在第三21週サイクルの17週目。3月9日のHPCボトムはPCのスタート時点の価格を割り込んでいるため第二HPCの上昇は過大な期待はできないものの、引き続き1,260、理想的には1,340へのトライを想定する。サイクル分析に間違いがなければ、高値へのトライが完了し次第、厳しい下落が数週間続く。この戻りで確実にポジションを外しておきたい。
3. 留意点(第二HPCの戻り完了、今週以降直ちに下落に転ずる可能性あり)
21週サイクルはすでにトップアウトしており、今週直ちに第二HPCボトムに向けた下落を再開する。こちらをサブシナリオとしておく。
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