若き投資家、未来を買う
株式
2021年5月9日(日)晴れ
・若き投資家、未来を買う 進・浸・深・新「5シン」で読み解く
個人投資家の動きを反映するインターネット口座数が大幅増加したのは、過去20年で4回目。
日本証券業協会、2020年9月末時点でのインターネット口座数は同年3月末比、163万口座増。
21年3月末の口座数は不明だが、単純にこの数字を2倍にすれば年間の増加数は05年3月~06年3月(306万口座)を上回り、過去最多になる計算。
19年から口座数は急増しつつある。
・若き投資家、未来を買う 進・浸・深・新「5シン」で読み解く
ここで個人投資家の「世代」を整理。
「第1世代」は00年のITバブル前後に台頭。「第2世代」は05~06年の新興バブルで急増。
「第3世代」はアベノミクス相場を受けて13年から16年にかけて登場。いずれも20代の若い投資家は少なかった。
19年からの「第4世代」では、「年金2000万円問題」に加え、コロナに伴う社会不安もあり、「老後のための投資」に動く若者が増えた。
第1世代から第3世代までは、投資先や手法の違いこそあれ「大きく利益を出したい」というのが主な投資の動機。
しかし、コロナを機に未来に向けての投資を重視するようになった第4世代になり、動機そのものも多様化しつつある。
利益は少額でもいいが投資で老後の不安をなくしたい、企業の成長に投資家として参画したい、社会不安を投資で解決したい。
「進化」「浸透」「深化」「真価」「新制度」の5つの「シン」をキーワードに読み解いていく。
・若き投資家、未来を買う 私の投資、これがシン条
「老後2000万円」問題や新型コロナウイルスによる社会不安で、若い世代の投資に対する考え方が変わりつつある。
【進化】ファンダメンタルズを分析。長期保有が大事。目先の利益よりライフプラン。
モメンタル投資やりにくい状況 短気は疲れる メンタルが安定。
【浸透】リターンだけでなく、社会に貢献しているか 株式型クラウドファンディング(CF)で経営に参加
株式型CFの投資対象となる企業の体力は概して弱い。ハイリスク・ハイリターンの投資であることは間違いない。
個人投資家も「余裕資金で臨む」とリスク管理の重要性も。
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