川崎ドルえもん流 為替天気予報｜第17回 2021年5月3日～編

FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。

【目次】

1. 月足天気予報（ドルストレート/カナダドル）
2. 週足天気予報（5月3日～7日/5月10日～14日）
3. 日足天気予報（5月4日/5月5日/5月10日/5月13日）

1.月足天気予報

こんにちは、川崎ドルえもんです！　私は、過去の為替相場からデータを取り、その月日のアノマリーを算出して為替天気予報として配信しています。今回は、5月3日～14日の為替の傾向を月足・週足・日足ごとに紹介していきます！

まずは、5月の月足の傾向・アノマリーを探っていきましょう！　次の表は、ドルストレートに関する月足の陰線と陽線の数を数えたものになります。

5月の欄を見ると、ポンドドルの陰線回数が17回、豪ドル米ドルは14回と陰線の回数が多くなっています。特にポンドドルは過去21年間のうち17回とかなり陰線の回数が多くなっています。確率に直すと、約81％の確率で陰線がついていたということになり、かなり高確率で陰線になっていたことが分かります。このことから5月はポンドドルが下落しやすいアノマリーがあると分かります。

さらにカナダドルに関する通貨ペアの月足も見てみましょう。5月の欄を見てみると、ポンドカナダドルの陰線回数が14回、豪ドルカナダドルは17回と多くなっています。このことから5月は豪ドルカナダドルが下落しやすい傾向があることが分かります。

2.週足天気予報

次に週足のデータを見ていきましょう！　下の表（※購入者公開部分に掲出）は過去の5月3日から7日の週足から取った統計データになります。