原油先物70.0ドルまで上昇
株式
2021年6月8日(火)晴れ 水星逆行(5/30~6/23)
・各国が新型コロナウイルスコロナ禍からの出口を見据え始めた。
菅義偉政権は脱炭素戦略やデジタル化を成長のエンジンに掲げ、規制改革会議は行政全面オンライン化の旗を振る。
ポストコロナで世界の技術革新が急速に進む。
自らの規制によって、日本は技術力を失いかねない。
・上場企業が株主への利益還元を積極化する。
2022年3月期は村田製作所 <6981> [終値8542円]など3社に1社が前期よりも配当を増やす計画。
増配企業の比率が前期実績を上回るのは4年ぶり。
新型コロナウイルス禍による先行き不透明感が後退するなか、手元資金の確保から株主還元の拡大へシフトする企業が増えている。
・村田製作所 <6981> [終値8542円]自動車やスマートフォン向け部品が好調で、2期連続の最高益を見込む。
年間配当も前期から5円引き上げ1株120円を見込む。
・東京エレク <8035> [終値48550円]2期連続で増益、年間配当280円引き上げ1株1061円とする。
・三越伊勢丹HD <3099> [終値857円]足元でコロナの影響は続くものの、一定の業績回復を見込み1円増配の年10円とする。
・政府は新型コロナウイルス対応の特例として容認している初診からのオンライン診療を恒久化する方針。
規制改革の実施計画に盛り込み、18日に閣議決定する見通し。
患者の利便性向上につながる医療のデジタル化を加速する。
恒久化に当たっては、かかりつけ医による診療を原則とする。
・主要7カ国(G7)は11~13日に英国で対面で開く首脳会議(サミット)で「台湾海峡の安定」が重要だと首脳宣言に明記する調整に入った。
中国による台湾への圧力を抑止する。香港情勢や新疆ウイグル自治区での人権弾圧にも反対する。
(日経1面)
・新型コロナウイルスの接種の担い手として産業医の活用が広がっている。
全国で約3万人いる産業医を投入し、企業は従業員だけでなく家族にも接種対象広げようとしている。
中小企業は合同接種実施探る。
・新型コロナウイルスワクチン接種拡大で医師や看護師など医療従事者のニーズが一段と高まっている。
民間サービス利用する単価(時給)は平時に1.5倍に上昇。
ワクチンの供給の増加に現場の人手の確保が追い付いていない懸念がなお残る。
エムスリー <2413> [終値7195円]によると、足元の時給相場は通常の健康診断などの1.5倍程度の1万5000円前後。
8月までに約50の自治体に8000人を送り出す見込み。
・英国で11~13日に開催する主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)は民主主義国の陣営立て直す場となる。
民主主義や自由経済といった価値観の重要性を打ち出す。
・菅義偉首相7日の参院決算委員会で東京五輪・パラリンピックの開催の可否について「国民の命と健康を守ることが開催の前提条件だ」と述べ、
「前提が崩れればそうしたことは行わない」と言及。
可否を判断する具体的な基準は明言せず。
・東京電力HD <9501> [終値343円]7日、福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出に向けた検討状況を原子力規制委員会に報告。
放射性物質の濃度を測るためにタンクを増設することなど説明。敷地内から沿岸に直接放出するか沖合に流すか近く判断する。
・2000年代から続いていたインターネット証券の手数料引き下げ競争が転機を迎えている。
5位のauカブコム証券は業界で約15年ぶりに一部の手数料を上げる。
資産形成層の取り込みに向けて安さ以外の付加価値が問われる。
・ソフトバンクグループ(SBG)<9984> [終値8153円]出資する米建設スタートアップのカテラは6日、
米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をテキサス州連邦破産裁判所に申請。
SBGの出資額は最大で10億ドル(約1100億円)に上るとも。
カテラと取引関係にあり、SBGが出資していた英金融会社グリーンシル・キャピタルも3月に経営破綻に追い込まれている。
・新型コロナウイルス禍からの景気の回復力が強まってきた欧州に投資マネーが向かっている。
ドイツやオランダなど主要国の株価指数は4日、過去最高値に。
米国株に比べPER(株価収益率)でみた割安感があり、米国から分散する動きがある。
・原子力発電の燃料、ウランの国際価格が長期的な低迷から脱してきた。
脱炭素にかじを切った中国を中心に原発建設の計画が進んでいるため。
・ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物が日本時間7日午前時間外取引で、一時1バレル70.0ドルまで上昇。
70ドル台に乗せるのは2018年10月以来2年8カ月ぶり。
・南米ペルーで6日、大統領選の決選投票が実施された。
フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(46)と急伸左派ペドロ・カスティジョ氏(51)が大接戦。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数(死者数)6/7午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体1億7331万人(7693人)
米国33362629(251)インド28909975(2427)ブラジル16947062(873)フランス5774361(25)トルコ5287980(96)ロシア5067246(346)
英国4532802(4)イタリア4232428(51)アルゼンチン3955439(347)ドイツ3708898(21)スペイン3697981(0)コロンビア3571067(539)
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