【2021.6.10】マーケットの昨日の振返りと今日の考察
経済情報
【株価】昨日の日経平均は-102.76円で下落しました。空売り比率40.9%で増えています。
昨日の米株は、NYダウ-152.68ドル、S&P500-7.71ドル、ナスダック-13.16ドルで下落しました。本日、米消費者物価指数が発表されます。最近マーケットの話題がインフレ懸念となっており、消費者物価指数が注目される指標となっています。そのため、米株のポジション調整が入ったものと考えられます。前回の米消費者物価指数は前年同月比ではブラス4.2%となりました。市場予想のプラス3.6%をも大きく上回ったことにより、アメリカの早期テーパリング観測が高まり株価が下落しドル高となりました。前回はコモディティが上昇しており、それに伴うインフレとなっていたことは間違いないと思います。前回の米消費者物価指数発表後、コモディティの価格は上昇しにくくなっており今回の米消費者物価指数は大幅に高い数字が出る可能性は低いと思います。イベント前後は上下に大きく振れる可能性が高いので様子見が良さそうです。
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