川崎ドルえもん流 為替天気予報|第21回 2021年6月28日~編
FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
川崎ドルえもんさんプロフィール
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
ブログ: 川崎ドルえもんのFXブログ
Twitter: https://twitter.com/kawasakidoruemo
【目次】
- 月足天気予報(ドルストレートの月足天気予報)
- 週足天気予報(6月28日~7月2日/7月5日~9日)
- 日足天気予報(6月28日/6月29日/6月30日/7月5日)
こんにちは、川崎ドルえもんです! 私は、過去の為替相場からデータを取り、その月日のアノマリーを算出して為替天気予報として配信しています。
今回は、6月28日~7月9日までの為替の傾向を紹介していきます!
1.月足天気予報
まずは月足の傾向を紹介していきましょう!
下の表はドルに関する通貨ペアの月足を2000年から数えたものになります。
6月の欄を見てみると、ポンドドルの陽線回数が14回、豪ドル米ドルは15回、NZドル米ドルは14回と多く、ドルが基軸通貨になっている米ドルカナダドルは陰線回数が14回、ドルスイスフランは16回と陰線の回数が多くなっています。
このことから6月はドルが売られやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
特にドルスイスフランは確率に直すと約76%の確率で陰線がついているので注目です。
2.週足天気予報
次に週足のデータを見ていきましょう。
下の表は過去の6月28日から7月2日までの週足から陽線確率を算出したものになります。6月末のアノマリーですね。
見てみると、ドル円の陽線確率が80%、ユーロ円が84%、豪ドル円が70%、NZドル円が66%、カナダドル円が76%、スイスフラン円が68%と、陽線確率が高くなっています。
このことから6月の月末は日本円が売られてクロス円が上昇しやすい傾向のアノマリーがあることが分かります。
次に7月の第2週の週足天気予報を見ていきましょう。下の表(※購入者公開部分に掲出)は過去の7月5日から9日までの週足から陽線確率を算出したものになります。
よろしいですか?