【マーケット解説】 ビットコイン4万ドル回復、欧米株も最高値更新中
2021年6月15日(火曜)寄稿 ⇒本稿の賞味期限は6月17日 13:00までです。
■金融市場の最大の関心事は欧米のインフレ
■暗号資産業界の最大の関心事は米中の規制(エルサルバドルがBTCを法定通貨にすることに対する規制修正)
ダウ平均及びドイツのDAX指数がマイナスとなったが他はプラスを維持した。DAXは最高値圏へと接近中だが少し停滞した形となる。フィラデルフィア半導体指数が前日比プラス1.41%と好調だった。S&P500、ナスダック100は最高値更新中であり、夜間の日経平均先物も順調で29,300円台でシカゴから返ってきている。
米国10年債の戻りは1.49%となった。ゴールドは米国市場のオープン前まで下落が激しく、一時1,840ドル台まで落ちたが反動により1,868ドルまで値を戻した。原油は上昇トレンドを維持。為替は円安進行となっている。天然ガスは相変わらず強く、穀物は下にダレてきたように見える。昨日は、大豆の崩れがテクニカルのフォーメーション分析でいうところのヘッドアンドショルダーの形に類似していると言及したが、その動きが加速した形である。※テクニカル分析の考え方は「マーケット解説の知ってもらいたいこと」を参照。
[ソース] Trading View シカゴ大豆先物日足
暗号資産市場は引き続き堅調姿勢で、ビットコインは4万ドルを回復した。
次の既存金融の注目イベントは今週水曜(日本時間木曜午前3時)のFOMC会議である。
※明日は移動日のため配信をお休みさせて下さい。
【トレード妙味のある銘柄】
DAX、ナスダック100
NY原油、天然ガス
ビットコイン、イーサ
大豆
【マーケット解説について知ってもらいたいこと】
・プロトレーダーに焦点を当てた市況の解説
・金融市場を俯瞰しての暗号資産のポジショニング
提供する内容はこの2点で、以下のポイントを考慮して下さい。
これは自分自身で考えないといけません。
①材料が一過性のものなのか
②価格へのインパクトが継続するものなのか
当コンテンツの差異性:金融市場を俯瞰して暗号資産の市況解説をする
差異性とは他の市場解説やマーケット市況と当コンテンツとの違いになります。
※トレーダーは何をトレードしてもよいので、ホットかつ妙味のある商品を対象としてもよいし、暗号資産に妙味がなければ無視をしてもよい。
トレーダーとしての心構え
・「物事が起こってからの解説」は知るだけでよい。予測の力量はトレードの成績に直結しない
・「今、目の前で起きている」マーケットの動きは説明できない
・方向性がわからなくても儲けることは可能
・アナリスト/ストラテジストが「上がる」との説明に対して、戻りや調整局面の利用が可能
・初動は孤独であり、しかし大波には乗るべし
トレーダーは市場原理を知らなくても勝てる人は勝てる。トレードに直結しないマーケット解説や市場分析のみのレポートと当コンテンツとは趣旨が異なるはずですが、表面的には一般的な市況と変わらないのはやむなしと存じます。
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