日経平均はなぜ上値が重いのか?
株式
<2021年、2022年の日本の成長は唯一の下方修正>
日経平均は、2021年3月18日の30485円を高値とし、3月24日の28379円を安値とする三角保ち合いから、5月11日の終値28608円で下放れして5月13日に27385円まで下げて反発となりました。
しかし、米株式は最高値圏まで戻しているのに日経平均は、先週の6月7日の29241円までザラ場では戻したものの、75日移動平均線(10日時点29147円)を回復できず終値では29019円でした。
NY株式は、S&P500が最高値を更新し、NYダウ、ナスダックも最高値へ接近してきていますが、日経平均は2月16日の年初来高値30714円から、かなり下にあります。欧米株式に比べて出遅れがハッキリしていましたが、昨日15日は、先日のナスダックの最高値更新と円安によって、△279円の29441円と上放れとなってきました。あとは、FOMC次第ですが、このまま上値が重たい状態も考えられます。
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