日本株調整、下値はどこまであるか?
株式
21日午前10:00、日経平均株価は840円安。前週末に米国でテーパリングが早々に行われ、利上げ前倒しの観測が広がったことが背景だ。
ソフトバンクグループ(9984)やファーストリテイリング(9983)は、前年末比マイナスで、年初来安値を更新している。相場はトヨタ(7203)などで支えられてきたが、ここから日本株相場をけん引するものが見当たらない。
もう少し、先を見れば、新型コロナパンデミックが沈静化し、生活が元に戻ってくると、いわゆるペントアップディマンドが出てきそうだ。日本はけっこう大きいかもしれない。一方で、米国で大規模財政拡大効果が薄まるとともに、増税というマイナス効果が心配される。
そういう中で、日本株相場の調整はどこまで見込んでおけばいいのだろうか?あるいは、軽微に住むのだろうか?
これまで確実に成功してきた「押せば買い」戦略はこれからも有効だろうか?
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