米国インフレ関連指標 定点観測
経済情報
PCEの方が対象が広い。健保を使って医療サービスを受けた場合、CPIでは自分で支払った分だけしか考慮されない一方、PCEでは会社が負担した分も含まれる。このため、PCEの方が医療費のウェイトが高く、その分、変動は小さくなる傾向がある。
また、ウェイトについて、住宅はCPIでは40%程度であるが、PCEでは15%程度である。
PCE価格とコアPCE価格上昇率の差は、ほとんどの場合原油価格上昇率に依存する。
ドルの変動率は、物価の変動率に、少し先行する。(ドルだけが物価変動要因ではないのは当然だが)
コア指数であっても、原油価格動向は影響する。輸送費やいろんなところに波及するからだ。
×
よろしいですか?