中原駿レポート No.110 2021年7月5日
1. ポイント
<NYダウ>
1. 中長期見通し(2021年6月は第一15.5カ月サイクルボトム。第二15.5カ月サイクルに突入した) 変更なし
4年サイクル、12年サイクルは3月にボトムアウト。その第一15.5カ月サイクルは6月18日にボトムアウトしたものとみなす。第二15.5カ月サイクルは少なくともそのサイクルの半分=2022年2月前後まで上昇するはず。
2. 短期見通し(新PCの3週目。15.5カ月サイクルも同時にボトムアウトとみなす。押し目買い)変更なし
新PCの3週目。6月18日の安値はPC(15週)と15.5カ月サイクル(15カ月目)の同時ボトムアウト。15.5カ月サイクルの第一位相は常に強気。押し目買い。ただし、時間は十分だが押しが浅すぎること、サイクルと季節性・「1」の年の影響で、上昇に一定の限界がある可能性もある点に注意。
3.留意点(旧PCの18週目。15.5カ月サイクルと同時に下降し、現在~7月第3週前後まで下落継続) 変更なし
まだ15.5カ月サイクルもPCもボトムアウトしていないと考えれば、今週以降いつ急落を再開してもおかしくない。戻り売りを敢行、少なくとも7月12日の週まで下落継続と見做す。こちらをサブシナリオとする。
<日経平均株価>
1. 中長期見通し(2021年5月13日は15.5カ月サイクルボトム。第二15.5カ月サイクルの上昇局面) 変更なし
4年サイクルは2020年3月にボトムアウト。第一15.5カ月サイクルも5月13日にボトムアウトした(ただし価格的には29,500をしっかり抜けていく必要があり、この条件はまだ満たされていない)。ボトムアウトしたならば3~4カ月の上昇波動入り。ただし、15.5カ月サイクルは7月中旬が本来のターゲットでボトムアウトしていない可能性も残る。
2. 短期見通し(5月13日にスタートしたPCの8週目かつ第二MCの2週目。押し目買い) 変更なし
PCの8週目かつ第二MCの2週目。MCは6週±2週だが、6週目で理想的な反転となった。アニバーサリーから7月の初旬まで押してもダブルボトムレベルまでしかないはず。第二MCがスタートしたならば少なくとも4週程度は上昇する。
3. 留意点(前PCの18週目。PCボトムが想定される7月5日の週まで見送り) 変更なし
サブシナリオはPCの18週目かつ第二HPCの8週目とするもの。15.5カ月サイクルトップは2月16日。海外の影響を受け、大幅に下落。下落は最大25,300レベル、7月5日の週以降まで続落。戻り売り。
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