中原駿レポート ナスダック&マザーズ No.030 2021年7月19日
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1. ポイント
<ナスダック>
1. 中長期見通し(2021年3月が13カ月サイクルボトム。年末に向けて上昇か。ただし「1」の年の影響でレンジ相場も)
2016年2月から長期サイクルがスタート、高値のターゲットは2021年6月±1年、価格は12,174(9,481~17,404)。まだ完全にトップアウトが確認できていない。21年3月が13カ月サイクルボトム。強気の場合、シンセティックスでの高値の時間帯と被る2021年9月~2022年2月まで上昇する。ただし「1」の年の習性からレンジ相場となる可能性も残る。
2. 短期見通し(22.3週サイクルの20週目。PCがトップアウトした可能性が高く2~3週調整も)
PCの20週目。HPCの9週目におけるトップアウトはPC全体がトップアウトした可能性が高い。早くて7月23日前後、価格的には14,000±200、13,600±200のゾーンまで調整するだろう。戻り売り。PCがボトムアウトすれば第二13カ月サイクルはセンタートランスしても2021年9月、より妥当には2022年2月まで上昇を維持するだろう。
3.留意点(第二9カ月サイクルボトムとなる8月第1週前後まで調整する)
直ちに急落を開始し、第二9カ月サイクルボトムが想定される8月第1週前後までボトムアウトしない。
<東証マザーズ>
1. 中長期見通し(15.3カ月サイクルボトム完了か)
2020年4月から新46カ月サイクル。46カ月サイクルの平均的な上昇期間は24±4カ月(19~28カ月)。2022年4月(2022年1~8月)まで強気。15.3カ月サイクルは最も早期として5月17日。ただし、7月前後(~9月)まで許容範囲。
2. 短期見通し(新21.2週サイクルの9週目。想定通りHPCボトムへの下落中)
15.3カ月サイクルの第一21.2週サイクルがスタート。第一MCボトムは7月9日。その後の戻りは弱く、想定通りHPCボトムへの下落がスタートしている可能性が高い。アニバーサリーデイトも7月末まで無い。8月第1週±2週を見据え、7月末の急落から押し目買い。2~3度にわたって押し目買いが出来るようにしておくこと。
3. 留意点(15.3カ月サイクルが完了していない場合21.2週サイクルが延長、下落継続となる)
15.3カ月サイクルは最長9月まで延長があり得る。この場合21.2週サイクルが延長され、少なくとも下落はサイクルの中心的時間帯である7月~8月まで続く。
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