【マーケット解説】米株強し!インフレ懸念が後退 景気回復とコロナ感染にシフト
2021年7月26日(月曜)寄稿 ⇒本稿の賞味期限は7月28日 13:00までです。
■伝統的金融市場の最大の関心事は、景気回復とコロナ感染者数。利回り低下が続いたことでのインフレ懸念から遠のいている
■暗号資産業界の最大の関心事は規制、ビットコインは6万ドルを回復するのか?(2万ドルを割れるのか?)
欧米株ともに堅調。個別株ではGoogleの株価上昇(前日比+3.37%)が目立った。ダウは4日連続の上昇、ナスダック、S&P500は終値ベースで過去最高値を更新した。夜間の日経平均先物も28,200円台で返ってきており、連休明けの本日月曜の株価は高く寄り付く予定である。
米国の10年債利回りは日足ベースでみて1.20%割れから1.28%に回復し、底値反発の兆しが見える。原油は72ドル台まで回復し、直近高値圏である75ドル台までリーチできる範囲にある。穀物ではコーンが再び下落し、7月前半の安値にトライする形となった。天然ガスは堅調を維持。
為替に関してはユーロ、ポンドが微増。ドル円は110円半ばでの推移でやや円安傾向にある。暗号資産は方向感がはっきりしない状態だが、ビットコインは3万ドル割れからのじりじりと回復傾向にあり、特にビットコイン系の通貨は強含みである。
米国では決算発表のシーズン到来、連邦公開市場委員会(FOMC)、経済指標としては米国GDP(第2四半期)の発表が予定されている。
【トレード妙味のある銘柄】
NY原油、天然ガス
DAX
【マーケット解説について知ってもらいたいこと】
・プロトレーダーに焦点を当てた市況の解説
・金融市場を俯瞰しての暗号資産のポジショニング
提供する内容はこの2点で、以下のポイントを考慮して下さい。
これは自分自身で考えないといけません。
①材料が一過性のものなのか
②価格へのインパクトが継続するものなのか
当コンテンツの差異性:金融市場を俯瞰して暗号資産の市況解説をする
差異性とは他の市場解説やマーケット市況と当コンテンツとの違いになります。
※トレーダーは何をトレードしてもよいので、ホットかつ妙味のある商品を対象としてもよいし、暗号資産に妙味がなければ無視をしてもよい。
トレーダーとしての心構え
・「物事が起こってからの解説」は知るだけでよい。予測の力量はトレードの成績に直結しない
・「今、目の前で起きている」マーケットの動きは説明できない
・方向性がわからなくても儲けることは可能
・アナリスト/ストラテジストが「上がる」との説明に対して、戻りや調整局面の利用が可能
・初動は孤独であり、しかし大波には乗るべし
トレーダーは市場原理を知らなくても勝てる人は勝てる。トレードに直結しないマーケット解説や市場分析のみのレポートと当コンテンツとは趣旨が異なるはずですが、表面的には一般的な市況と変わらないのはやむなしと存じます。
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