Super Macdがビットコインの天井を的中させる
商品先物
仮想通貨トレーダーのかわけんです!
2021年8月25日。ビットコインは50400ドル付近までブレイクアウトを見せた後、調整モードへ。
「大手投資メディアでは数日前からビットコインが10万ドルへ到達する」
とか
「海外の大手ファンドが参入」
といった釣り上げ記事が増えてきてたので、もうそろそろかなと思ってた矢先の調整でした。
こういったファンダを逆手にとって天井を予知するテーマは、アレキサンダー・エルダーを始め
多くのプロが口を酸っぱくしていつも言ってきた事で、
仮想通貨においてもその本質は変わりません。
メディアだって商売です。
スポンサーがいて、読み手の視聴率があって成り立つビジネスです。
でも私達トレーダーはいつもマーケット=チャートに忠実でいなければいけません。
例えば僕の場合は、そういった記事を見るとこう考えますよ。
「統計的にエビデンスが取れたチャート分析と反する情報が流れたら、高値づかみのポジションを作ってるな。
それなりに買い板がないとロスカットによる下げが作れないよね」
そういう風に俯瞰します。
統計的にエビデンスが取れたチャート分析
といいましても、そんなに難しい事はしてません。
戦略はいつもシンプルです。
エリオット波動のカウントとSuper Macdによるダイバージェンスを確認するだけ。
しかけはほぼこれだけです。
利確やストップに関しましては、レジサポ要素や、日足・週足レベルでのEMA5との乖離。
この位ですね。
週足のEMA5はビットコイントレードにおいて超重要ですので、高値づかみや底値づかみしやすい方はぜひ意識してみて下さい!
BTCUSDのトレンド相場は、週足のEMA5に沿って押し目、戻り売りを繰り返す傾向が非常に高いです。
ですので、以上のエビデンスを元に、
2021年8月25日現在の調整は、週足レベルでの長期的視野では、
EMA5の乖離を埋めに行ってると僕は解釈してます。
ただこのままBTCが最高値を更新するかどうかは、未知数です。
先日の50400ドルは、今年4月のレジスタンスと重なる事から、
今回のアップトレンドは週足レベルでは、戻り売りのタイミングとも見れますから
おそらく9月は上がっても下がっても大荒れすると見てます。
実際の戦略
では実際に今回の調整をどの様にしてテクニカル分析をし、ショートをとったか。
こちらについて解説してまいります。
まず今回のビットコインの価格調整の予測は、1時間足、4時間足、日足(週足)。
この3つのトリプルスクリーンでエリオット観測とダイバージェンスを確認。
<日足のMACDダイバージェンス>
日足でダイバージェンスを確認。
50000ドルへ到達する際の出来高が、明らかにそれまでのトレンドと比較して減少してたのも
ショートを取りに行く為の良い兆候でしたっ。
<4時間足のダイバージェンス・シグナル>
今回は完璧すぎるウソのようなシグナルでしたが、元々このインジは、かわけん自身が普段実行している戦略をルール化するために開発したものなので、その位のシグナルを出してくれないと私がいちばん困ります(笑)
w( ̄▽ ̄;)w
<1時間足のヒドゥンダイバージェンス・シグナル>
日足・4時間足のチェックが終わったら、1時間足でエントリーをしかけるタイミングをはかります。
直近、天井付近のしかけは、Super Macdの傾きシグナル(DN)以降のデッドクロス付近ですが
戻り売りはヒドゥン・ダイバージェンス(HS)をTradingViewのアラートでエントリー。
MACDに描画された水色の縦バーは、ヒストグラムのダイバージェンスです。
このサインで買いを入れたら、結果論にはなってしまいますがさらに成果を出せたのかもしれませんが、
すでに日足ダイバージェンスが出てたのと、週足EMA5の乖離が開きすぎていたので、そこは欲張らずに見送る事にしました。
なので直近7日位はショートしか打ってません。
ただ、今回の調整が済んだ後は、まだ伸びる余地が充分に考えられますので、
ショートは完全に短期目線にすぎません。
※本記事は2021年8月25日に書かれたものです。
今後の戦略づくりのご参考となればと思い執筆させて頂きました。
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