[和訳]コンピューティングのAirbnb:Julian ZawistowskiとGolem Projectを語る
あまり情報を追えてなかったのですが、そこらを知るためにGolemの進捗に関する記事を和訳しました。インタビュー形式になってます。MBが質問者で、JZがGolemのJulian Zawistowski氏の回答になります。
コンピューティングのAirbnb:Julian ZawistowskiとGolem Projectを語る
私はICOに関連するプロジェクトについては非常に懐疑的なスタンスを取ることが多いのですが、私の数少ない(そして初の)ERC20トークンへの投資の1つとして、Golemは常に私の心をひきつけてきました。その専属チームは精力的に活動し、分散型コンピューティングプラットフォームを開発しています。そのプラットフォームでは、基軸通貨であるGNTを使用され、ユーザーが自身の未使用CPU/GPUサイクルを、複雑なタスクを処理したいと考える他のユーザーに貸し出すことができます。
私は光栄にも先日、Julian Zawistowskiとスカイプをして、最近の開発状況についてインタビューをする機会を得ることができました。彼はGolemの創立者であり、OmiseGoのアドバイザーでもあります。
MB:単刀直入に伺います:開発の現場では何が行われているのでしょうか?
JZ:私たちは多くの時間を費やして、限界を査定する作業をしています。これは主に、私たちが最先端の技術に取り組んでおり、利用できるリソースの範囲で何が可能で何が不可能なのかを見極めようとしている最中だからです。ホワイトペーパーに記載されているロードマップには重大な遅れが生じてしまったので、新しいものを火曜日にリリースする予定です。
MB:新しいロードマップについて何か教えていただけますか?
JZ:先ほどお伝えしましたが、ロードマップは火曜日にリリース予定です。その際に、その他の機能について発表しますが、今回のロードマップでは、これまでのものより遥かに詳細な計画を提示することをお約束します。
私たちはアルファ版に向けた一連のテストネットをロールアウトし、私たちの進捗状況をお伝えする新しい手段もリリースします。私たちは透明性を非常に重視するチームであり、GitHubのプログレストラッカーの正確性にいくつか問題を抱えています。そのため、より正確な視覚的情報を提供するために、私たちはTrelloを活用して開発の最新情報についてこれまで以上に明確に発信していくつもりです。
MB:あなたはこれまで、他のプロジェクトとの協力については積極的な姿勢をとってきました。他にも連携を行いたいプロジェクトはありますか?
JZ:私が思うに、概して言えば、暗号通貨業界は1つのコミュニティとしてもっと協力し合うべきです。
私は既存の技術を使うスタートアップは、土地の1区画で開発を行っているようなものだと考えます。私たちにはそうした土地がありません。私たちは、地面に空いたクレーターに直面しており、それを埋める方法を見つけ出さなければなりません。暗号通貨はそのような新分野なので、大きな発展を迎えるまえに、基礎の部分を正しく構築することを私たち全員が心がけるべきです。
私はIPFSが好きなので、最終的には何らかの形で統合したいと考えています。しかし、そうした冒険的な試みよりも、まずはBrass Golemをリリースしたいと思っています。
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