「すべてがFXになる」の誰にも言えない週足トレード Vol.010
この「投資ナビ+」は、資金管理を考える「すべてがFXになる」が毎週日曜日にお届けするレポートです。
FX相場に限らないお金のこと、私が実際に持つ週足ポジションを限られた皆様にお届けしたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――
▼目次
―1. 近況
―2. 世界の金融
―3. 誰にも言えない週足トレード
―4. 来週のポジション
――――――――――――――――――――――――――――
【PR】資金管理を使ってFXの負けを勝ちに変える
FXで疎かにされがちな「資金管理」を重視したトレード術。
勝率や手法に振り回されないトレードが可能になります。
▼1. 近況
――――――――――――――――――――――――――――
主筆「すべてがFXになる」は、月の約半分ごとに国内と海外を移動しております。今、どの都市にいて、なにを見ているのか、国内ではどのような人と会って仕事をしてきたのかをお知らせしたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――
今週はマニラにいます。
11月に入りそろそろ雨季も終わる頃ということでフィリピンを選びました。夏頃は雨季+台風でインターネットインフラが破壊されるので避けたいところです…。
また、怖いのは雨が降ったあとの菌。実は今回も数日前に大雨になったのですが、その後体調を崩してしまいました。菌が原因なのか、また他のことが原因なのかは分かりませんが、一般的に雨が降ったあとは菌が蔓延しやすいので関連性があるのかもしれません(素人の予測)。
さて、そんなフィリピンは日本より物価がとても安い国として知られています。なにせ、平均年収は約48万円という国だからです(「国家統計局国際労働機関」調べ)。
しかもこれはあくまで「平均」なので、中央値はさらに下であると考えられます(極端に高い数値が平均を引き上げてしまうため)。
もし、日本の「給与生活が大変」という方は(世論を見ると多くの人がそう感じているみたい)、フィリピンなどの東南アジア圏(シンガポールを除く)で生活するというのもオススメです。
ちょこっとクラウドソーシングなどで日本やアメリカといった比較的物価が高い国の案件を受けるだけでも相当な価格差(アービトラージ)の恩恵に与れます。
FXをやるくらい(投資意識の高い)方なら、一般常識を乗り越えて行動してしまうことは難しくはないはず。今行動すれば、1年後は経験値が1年の人になっています。
LCCを使えば国内に特急で旅行するより安くいける現在、行動しない理由はありません。
▼2. 世界の金融
――――――――――――――――――――――――――――
FXをやっている人の多くは、ファンダメンタルズやテクニカル分析の研究に時間を費やします。
しかし、皮肉なことにFX参加者の約9割は損失を出し、その多くは退場してしまうのが現実です。
このコーナーでは、それらと距離をおきながら、世界の金融について考えていきたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――
今週はイギリスが10年ぶりの利上げ(0.25%→0.50%)をしました。
しかし、BOEのカーニー総裁は「次の利上げは欧州連合(EU)離脱交渉の首尾次第」と発言。また「金融政策委員会は新たな見通しを検証し、適切に政策を調整しなければならなくなる」と発言し、ポンドは約150pipsほど下落しました。
個人的に興味深いのはカタルーニャ州のプチデモン前首相に逮捕状が出たことです。「独立宣言を主導した」という国家反逆の罪なのですが、まるで教科書に出てくるようなことだと感じます。
歴史の教科書を見ていると、たまに「えっ、当時はこういうので罰せられたの?」ということってありますよね。有名なところだと幕末の新選組も立ち位置がころころ変わって最後はテロリストのような扱いになっていたり(元々テロリストみたいなものという説もあるけれど)。
そして、ビットコインが7000ドルを超えたというニュースがありました。
ちょっと前は5000ドルだったのにだいぶ上昇していますね。少額でも持っていた方はだいぶ差益が得られているのではないでしょうか。
この後、上昇がどこかで一段落したあと、ビットコイン相場が本当の意味で幕開けになると思います。一時的な差益で利益を得た人はもちろん通用しないため(上昇に乗った現物株の人も同じ)、相場の手腕が問われるときです。
ちょうどドル円相場が下落したとき、横ばいだったとき、上昇したときで相場参加者が新陳代謝を起こしたように、そこだけでしか通用しない人は必ず淘汰されます。
「時の人」にならないためには、相場の本質を捉えることが必要なるのだと思っています。
▼3. 誰にも言えない週足トレード
――――――――――――――――――――――――――――
順張りと逆張りのポートフォリオに資金管理もフル活用した「誰にも言えない週足トレード」。
2012年運用開始以降、これまで年間負けなし、総利益+30,000pips以上を獲得してきました。
勝率48%でも利益が出る秘訣は何なのか。ここでは今週のトレードの成績を紹介します。
――――――――――――――――――――――――――――
・今週の成績:+180pips
・これまでの成績:+30,876pips
(小数点以下省略)
【週足トレードの成績】
・勝率:48.6%
・平均勝ち:+839.6pips
・平均負け:-580.1pips
・最大勝ち:+13,491pips
・最大負け:-2,932pips
・PF:1.37
・PR:1.45
「誰にも言えない週足トレード」は、1時間足、日足、週足、トレンドから優位性のあるポジションを取ります。ただ、その本質はトレードそのものより資金管理にあるといっても過言ではありません。
この手法の勝率は48%です。「体感確率」では40%程度に感じるため、「勝率が80%以上ないとイヤ」という方にはオススメできません。長期的な利益を考えられる方を対象にしています。
よろしいですか?