ハーモニックパターン検出インジケータV10活用:ダブルトップをとらえろ!
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ハーモニックパターン検出インジケータV10 サブスクリプション版
ハーモニックパターン検出インジケータは、CSVファイルで波形定義を外部定義しているのが特徴です。
また強力な波形探査機能を保持しており、単なるジグザグによる一致ではないことはご利用の方々は十分承知いただいていると思います。
今回、ダブルトップ・ダブルボトムの検知にチャレンジしたいと思います。
事前準備などは、前回記事をご覧ください。
今回もダブルトップを考えるために一回絵にしました。ダブルトップ・ダブルボトムは上昇トレンドの際B点と一致するD点まで来たら検知するとします。いったん、前回のウォルフ波動よりはB点の位置を高めに設定しています。
さて、さっそくCSVに書き起こしましょう。
こんな感じです。
D点はABから計算することにしたので、DTypeは3、TDTypeは1にしました。
ターゲットがB点と同じ位置ですので、D最小とD最大は、+-5%の値。TD1を1にしてB点に到達したら図形を描画するという形です。さっそく表示してみましょう。
USD 1H
・・・割といいところで出ていますね。
画面に見えている範囲では少しだけ押す場合もありますが、勝率100%です。すげー(笑)
A点がX-1より高い位置にあることを条件にしているので、単純なV字型の箇所では出ていません。逆にこれがいいフィルタになっている気もしますが、いったん条件を外してみましょう。
TD2として登録してみました。
A点最小と最大のところを0に変更してます。
さっそくExcelを閉じてインジケータで表示してみましょう。
※Excelを閉じないとインジケータの表示に失敗します。
結果はこんな感じです。
検出数は左下のドル円急上昇前に検出されていますが見事に全部外れてます。信頼度という点を考えるとX-1<Aという条件は残しておいた方がよさそうです。
あと、過去チャートを追いかけると小さすぎる波形がたびたび検出されています。実際に利用するときはATRフィルターを再設定した方がよさそうです。
さて、ドル円で行くと直近のレンジ相場の時のダブルトップに見えるところが検出されていません。これはA<Cという条件が入っているために思えます。
この辺りを考えるとヘッドアンドショルダー形状の検出もできそうに思えます。
ということで次回はヘッドアンドショルダーの検出を考えたいと思います。
Is it OK?