Averaging BBHL band H1シリーズのトレードロジックのポイント
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Averaging BBHL band H1シリーズのトレードロジックのポイントを紹介します。
(※ここで紹介するものはあくまでベースとなるロジックであり、他にも細かいロジックは入れており、それらと複合的に動作するため、必ずしもここで示したような動作となることばかりではないことはご了承ください。)
このAveraging BBHL band H1は、BBHL band H1のロジックをベースに、複数ポジション(ナンピン買い/売り)に対応したEAになります。
(BBHL band H1シリーズについては、こちらの記事「BBHL band H1シリーズのトレードロジックのポイント」ご参照ください。)
日足ベースのボリンジャーバンド(BB)、および、直近数日、数十日間の最高値・最安値ラインを基準に、短期の上下動を利用してトレードを行うナンピン型EAになります。
1.トレード方法について
BBおよび最高値・最安値ライン、中長期の移動平均の角度、位置から相場が一定の価格帯で落ち着いているか(レンジ傾向か)、トレンドが発生しているかを判断します。落ち着いている場合はレンジベース(価格帯の上方にいるときは売り、下方にいるときは買い)で、上昇または下降トレンドが発生している時はトレンドフォローベース(少し価格が戻ったタイミングを狙いつつトレンドフォロー)で、短・中期の価格の上下動を狙って取引を行います。
#レンジベースでのトレード
レンジベースでのトレード時は、以下のようなトレードを行います。基本的には、価格がBBの上方に位置する場合は売り、下方に位置する場合は買いトレードします。
青矢印(⇒)が買いエントリー、赤矢印(⇒)が売りエントリーを示しています。
逆張りでのトレードが基本となります。
また、ナンピントレードに対応しており、1つ目のポジションをエントリー後、マイナス方向に動いた状態でエントリー条件を満たした場合、ナンピン買い/売りを行います。
ただし、近い価格で既にポジションを持っている場合は追加ポジションを持たない場合もあります。
ナンピン時は、より優位性のあるレンジの端に近い時(損切ラインに近い時)ほどロット数を増やしてポジション追加することで、保有ポジションの平均価格を底上げします。
#トレンドフォローベースでのトレード
トレンドフォローベースでのトレード時は、以下のようなトレードを行います。基本的には、価格が上昇している時は買い、下降している時は売りでトレードします。
順張りでのトレードが基本となります。
こちらも同じく、ナンピントレードに対応しており、1つ目のポジションをエントリー後、マイナス方向に動いた状態でエントリー条件を満たした場合、ナンピン買い/売りを行います。
上昇トレンド時:
下降トレンド時:
これらは、あくまで一例で、結構うまくいっているケースなので、こうなることばかりではないことはご了承下さい。
通貨ペアによって、レンジ、トレンドフォローの判定条件は異なりますし、すぐに切り替わることもあり得ますので、買いと売り両方のポジションを持つこともあります。
2.エントリータイミングについて
不用意なエントリーを減らすため、エントリータイミングは、BB breakシリーズのロジックを利用し、短期BBをブレイクしたタイミングのみエントリーするようにしています。以下のようなに、BBを上方にブレイクした青矢印(⇒)のタイミングでエントリーしています。
3.損切ラインについて
損切ライン(逆指値)を直近数日、数十日間の最安値または最高値を意識して設定することで、損切りを少なくして、利益率、勝率向上を図っています。
ただし、損切幅が大きくなり過ぎることもあり得ますので、最大で50~500pips程度となるように上限は設けています。
以下の赤点線で示したようなライン(数十時間前の高値の上)に損切ラインが設定されます。
4.クローズ条件について
クローズ条件は主に以下の①~⑤のパターンがあり、期間など数値的なところは通貨ペア毎に異なります。通貨ペアにもよりますが、②~⑤を満たすことは稀なので、①が主要因になると思います。
②~⑤は1時間足確定時に判定を行います。
①エントリー時の指値、逆指値での決済
②一定期間内に急激にプラス方向に上昇または下降した場合
③直近の一定期間内の最高値(最安値)で戻りが発生した場合
④ある程度の利益が出ている状態で、大きな戻りが発生した場合
⑤最初のポジションを保持してから多くの日数が経過した場合(一旦ポジションリセットします)
■本ロジック対応のEA
このロジックを利用したEAは以下になります。・Averaging BBHL band H1 for CJ
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